高1・2の数学相談室「問題演習と基礎固めのコツ」

チューターブログ表紙

みなさま今日も勉強お疲れ様です!

高校1・2年生のみなさんは、大学入試に関する情報収集や効率的な勉強法の試行錯誤に余念がないのではないでしょうか?

今回はQゼミ関内校のチューターのお二人に、数学の基礎固めのためにおススメの勉強法をお聞きしました。
問題のボリュームが増加傾向にあり、思考スピードを問われる昨今の大学入試の出題傾向。受験本番で瞬発力を発揮するために、お二人のお話をぜひ参考にしてみてください。

 亀井 

皆さんこんにちは!
今年度もついに残り半分になりましたね。
今日は数学について高校生がどのように問題演習に取り組むべきか、そして基礎固めはどの程度までやればいいのか、関内校チューターの郭さんと亀井から高校1、2年生に向けたコツを紹介していきたいと思います。

 郭 

よろしくお願いします!
数学の問題演習についてですが、まず一番大切なのは「自分の弱点を理解すること」ですね。
漠然と問題を解くだけではなく、自分がどこでつまずくのかを意識して、その部分を重点的に取り組むことが大切です。

 亀井 

自分の弱点をどうやって見つければいいですか?

 郭 

最初に学校で配られた問題集の基本問題を一通り解いてみるのがいいです。
その時に
「解けた=印なし」
「解けなかった=×」
「なんとなく解けたけど自信がない=△

という3つのカテゴリーに分けて印をつけていくと、自分の苦手な部分が見えてきます。
解けなかった問題や不安が残る問題に対して、解説をしっかり読み込んだり、同じタイプの問題を繰り返し解くことで克服していくといいですよ。

 亀井 

なるほど。
郭さんは、基礎を固めるには何がポイントだと思いますか?

 郭 

基礎を固めるときは「量を重視」するのがポイントです。
特に定期テストまでに、同じ問題集を少なくとも3周するように心がけましょう。
1周目は学校の予習として受けたサテライン&atama+の受講後直後、2周目は学校の授業受講後当日、3周目は学校の定期テスト2週間前にすると良いです。
繰り返し問題を解くことで、自信がつきますし、記憶も定着します。

 亀井 

3周もやるのですか!それって結構大変そうですが…。

 郭 

確かに最初は大変に感じるかもしれませんが、同じ問題を何度も解くことで、解法が体に染み込みます
特に、公式や定理をただ暗記するのではなく、それを「どう使うか」を理解することが重要です。
例えば、因数分解の公式を覚えただけではなく、それを使ってどう問題を解くかを何度も練習しましょう。
1日に2問だけでもいいので、必ず毎日コツコツと問題演習を行いましょう。

 亀井 

毎日コツコツが大事なのは、本当にその通りですね。
では、基礎が固まったかどうかを確認する方法ってありますか?

 郭 

基礎が固まっているかどうかの目安は、「基本問題を見た瞬間に解法がすぐに浮かぶかどうか」です。
数学も「一問一答」のように、反射的に答えられる状態を目指しましょう。反応が遅い場合は、もう一度その分野の問題を解き直すと良いですね。

 亀井 

とてもわかりやすいです!
最後に、高校生に向けてのアドバイスはありますか?

 郭 

数学は量と質のバランスが大切です。焦らずにコツコツと取り組むことを心がけましょう。
そして、自分の弱点をしっかり見つけて重点的に補強することです。問題集を3周するつもりで、何度も挑戦してみてくださいね!

 亀井 

ありがとうございます、郭さん!
高校生の皆さんも、郭さんのアドバイスを参考にして、数学の勉強をがんばってくださいね!

まとめ

  1. 問題を解いた際に印を付けることで自分の弱点を見つけ、重点的に取り組む。
  2. 基礎を固める際は、量を重視し、定期テストまでに少なくとも3周する。
  3. 公式や定理をただ暗記するのではなく、どう使うかを理解すること。
  4. 基礎が固まっているかどうかは、基本問題を見たときの反応速度で判断する。数学も一問一答!

次回のテーマもお楽しみに!

まずは資料請求・体験から

資料請求/体験フォーム