自分の学校が「自称進学校」だった…?どうればいいんだ!?

チューターブログ表紙

みなさま今日も勉強お疲れ様です!

国大Qゼミ二俣川校の瀧澤と申します。
あなたは「自称進学校」という言葉を聞いたことがありますか?
数多くの課題、高頻度の小テスト、謎の国公立推し、某模試の一斉受験、
内職(授業中に課題などをやること)=大罪
など様々な特徴が挙げられる学校のことを自称進学校(学校)と呼び、揶揄することがあります。

これを読んでいるあなたは、自分の学校がもしかしたら「自称進学校」ではと疑っていたから来たのでしょうか。
はたまた、ここに挙げられていないほかの悩みがあって流れ着いたのかもしれません。

本ページでは、自称進学校疑惑のある学校で悩むあなたへ、私の経験を交えてよりよい高校生活を送るアドバイスをしてみたいと思います。
よろしければ、最後までご覧になっていってください。

具体的な悩み

ここからは具体的な悩みを3つほど見てきたいと思います。

悩みその1 やりたい勉強をする時間がない!

いわゆる自称進学校では、たくさんの課題や小テストによって自分のしたい勉強ができないといった状態に陥りやすいです。
たとえば、高校一年生で理科基礎科目を2つ3つ履修することになっていたり、古典、歴史総合など覚えることの多い科目も必修であることがあります。
そんな中で多くの課題が出され、こなすことが目的になってしまうと、「勉強の質」が損なわれてしまう恐れがあります。

私自身も高校1年生の頃は生物基礎、物理基礎、化学基礎のすべてを履修しておりました。
旧課程での世界史Aと日本史Aも同時期に授業を受けていました。

高校3年生でも、選択科目で化学系を取ったものの、途中から受験科目を物理にしたため化学が不要になってしまい、授業内で内職するしかありませんでした。
受験する大学が明確になってくると、必要な科目に時間を割くため、受験に使わない科目の課題は最短最速で終わらせる必要がありました。

自称進学校での悩みその2 受験校で国公立に行くようにと勧められる!

進路決めをする際、自称進学校では国公立大学を進められる風潮があると聞いたことがあります。
ただでさえ、受験生が志望校を決めるときは、本人にしか分からない葛藤や迷いがあります。
国公立大学に合格できたらもちろん素晴らしいことではありますが、みんながみんな国立大に行きたいと思うわけではありません。
私立大学にも魅力はたくさんありますし、何より受験生本人が何を学びたいのかを重視して志望校を決めた方が後悔も残りにくいですよね。

私も自分で決めた志望校の他に、一回だけ別の大学を先生に勧められたことがあります。
ですがそのときは如何にその大学に行きたいか、その情熱を先生に伝えることで乗り切りました。
同時に自分の志望校のすばらしさを改めて確認でき、結果としてモチベーションアップにも繋がりました。
学校の先生は進学相談ではいろいろなアドバイスをしてくれますが、それは生徒を想ってのこと。
「自分は挑戦したいんだ」という気持ちは尊重してくれるはずです。もし、そうでないと感じたら、他の先生や信頼できる人に相談しましょう

自称進学校での悩みその3 過去の成功した人のやり方を擦り続ける

自称進学校の真骨頂といえるものではないでしょうか。
過去の東大・京大他国公立、早慶に合格した人の姿勢や授業態度、課題提出状況を都合よく、頻繁に言ってくる先生がいます。
結論として、そのような話は基本鵜呑みにしないほうがいいです。
一人ひとり、自分に合った勉強法は違いますし、おかれた環境も違います。
参考程度でとどめておくと良いでしょう。

その高校でどう過ごしていくか

周りに流されない!

私が通っていた高校では、高3になると指定校推薦、総合型選抜で合格した人がクラスにたくさんおり、一般選抜の人の肩身が狭くなる時期がありました。
一般選抜で高いレベルの大学を目指している受験生の中には、自分だけが苦しい受験勉強を続けているような気持ちになり、孤独を感じる人もいると思います。
でもそんな風に感じても、そのままの姿勢で自分の勉強を続けましょう。
受験は受験生本人が、自分自身と闘って合格を勝ち取るものです。誰かと比べることは意味がありません。

信頼できる人間を作ること

気付いた方もいるかもしれませんが、この記事では「信頼できる人間に相談すること」を繰り返し強調しています。
いろいろな悩みに対して結局はこれが全てだと私自身は考えています。
担任でも親でも塾の先生でも、友達でもいいです。誰かしら親身になってくれる人間と繋がりを持ってください。

私は担任が3年間ずっと同じだったのでよく受験についてや些細な日常的なことを話していました。その先生は常に親身になってくれて私の受験を支えてくれたまさに恩師といえる先生です。
ひとりで悩んでいると、いつの間にか深刻に考えすぎてしまうことも多々ありますので、こうした信頼できる人との繋がりを持つことをおすすめします。

最後に

当たり前ですが自称進学校に入ってしまったからといって、あなたの高校生生活が終わるなんてことはありません。
あなたがその高校に在籍している限りは続いていきます。
あなたの頑張りがきっかけで、もしかしたら学校の先生も何か制度や風習を変えてくれるかもしれません。
ぜひ、周りに流されず自分の軸を持って高校生活を楽しんでください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

まずは資料請求・体験から

資料請求/体験フォーム