歴史科目にどのように取り組むべきか

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みなさま今日も勉強お疲れ様です!
大学入試の日程も山場を迎える時期ですね。3月の後半になって合格を勝ち取った先輩方もたくさんいます。受験生のみなさんは、最後まで全力を出し切って欲しいと思います。

さて、これから受験勉強が本格化する高校生のみなさんへ、歴史科目の取り組み方をQゼミ市ヶ尾校のチューターお二人に伺いました。
先輩方の経験と工夫をぜひ参考にしてみてくださいね。

 井上 

こんにちは!市ヶ尾校チューターの井上です。
新学期が近づき、新高2生はいよいよ受験が見えてきた頃だと思います。本格的に受験のための勉強を始めようとする新高2生の中には、暗記が苦手で歴史科目の勉強法がいまいちわからない・・・という方も多いと思います。
そこで今回は、これから歴史科目を学習し始める方々のために、歴史科目のおすすめ勉強法を、市ヶ尾校チューターの高西さんに伺ってみたいと思います。

 高西 

こんにちは!市ヶ尾校チューターの高西です。
私は歴史科目を勉強する際、歴史の流れを意識するようにしていました。
各時代にはどのような背景があり、誰が、いつ、どういった行動を、なぜ起こしたか、といった因果関係を大切にしていました。
単語や人名を1つ1つ覚えるのではなく、出来事や他の単語と関連させることで、記憶の定着にも繋がるためです。ただ「卑弥呼」と覚えるよりも「邪馬台国の卑弥呼」と覚えるほうが印象に残りますよね。

 井上 

なるほど。たしかに歴史で重要なことは単語の名前ではなく、なにが起こったのかという歴史の内容ですからね。
では、勉強をしていくうえでどのように教材を活用していましたか?

 高西 

私は、軸となる教材を1つ作って歴史を勉強していました。
新単元や問題演習を行った時に、間違えたり、知らなかった内容が出てきたら、必ず「軸」教材に書き込むようにしていました。
漠然と教科書と参考書を使ったり、ノートに書き込むのではなく、自分の勉強した内容や苦手分野の全てが詰まった「マイ教材」を作って、何度も見返しているうちに、知識が定着していくのを感じました。

 井上 

受験校の難易度や傾向によって用語に必要な補足情報が変わってくる歴史科目には、ピッタリの勉強法ですね!
最後に、高西さんは学習後の復習はどのように行っていましたか?

 高西 

始めはおおまかに勉強していました。
流れの太枠を掴むようにして、それから復習や繰り返し学習するタイミングで細部の知識の定着に取り組みました。
また復習の時には、アウトプットの割合を多くするように学習していました。覚えるだけで、問題が解けなければ意味がありません。
1問1答でも文章題でもまず解いてみて、間違えることで、自分の理解していない範囲が浮き彫りになるとともに、アウトプットして再確認することで知識のより強い定着にも繋がります。

 井上 

ありがとうございます。インプットだけではなくアウトプットも歴史科目の勉強においては重要となるんですね。

 高西 

そうですね。もちろん絶対に誰にでも合う勉強法というのはないと思うので、今回の内容は参考例として、自分なりに効率の良い勉強法を模索してみてください!

 井上 

貴重なお話ありがとうございました。大いに参考になりました!
今回は、歴史科目の取り組み方をテーマにお話しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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