みなさま今日も勉強お疲れ様です!
今回は「大学入試で上手くいかなかったら浪人するかどうか」について、大船校のチューターにお話を伺いました。
その決断の際には、さまざまな事情や自分の力量を考慮した上で、他ならぬ自分自身が決めなければなりません。
納得のいく決断ができるよう、冷静に考えられるときにあらかじめ選択肢を想定しておき、目標に向かって悔いのない毎日を過ごしてほしいと思います。
さて、チューターのお二人のお話とは…。
大船校チューターの長谷川です!
受験勉強もラストスパートに差し掛かりました。
私たちは受験生のみんなが第1志望の大学に合格することを願っていますが、すべての人がうまくいくとは限りません。
今回は、もし第1志望の大学に合格できなかったとき、もう1年受験勉強をするか、第2志望以下で合格した大学に進学するか、このテーマで大船校チューターの渡邊さんと話していきます。
渡邊さん、よろしくお願いします。
大船校チューターの渡邊です。よろしくお願いします。
長谷川さんは、浪人か、合格したところに進学か、どちらが良いと思いますか?
私個人の意見ですが、浪人せずに合格した大学に進学することをおすすめしたいと考えています。
それはどうしてですか?
私自身の体験なのですが、大学入試では、第1志望、第2志望の大学に合格できず、第3志望の大学に合格できたんです。
私は浪人はせず、現役で第3志望の大学に進学することにしました。
正直に言うと、第3志望とはいえあまり進学するつもりがなかった大学だったので、不安な面も結構ありました。
そうだったんですね。
では、長谷川さんが合格できた大学に進学したほうがいいと考える理由を聞かせてもらえますか?
私が浪人をしない選択をした大きな理由の一つは、「もう1年勉強しても成績が伸びる自信がなかった」ことです。
『2・6・2の法則』というのを聞いたことがあって、浪人する人達のうち、2割の人が成績上昇、6割の人が成績維持、残りの2割の人が成績下降してしまうというものです。
私の友だちや同期を見渡しても、浪人する選択をして1年間勉強して成績上昇した人はそこまで多くなく、現役の時とあまり変わっていない人が多かった印象です。
また、浪人期間はゴールが見えないことや、いろいろな誘惑があること、現役生にどんどん迫られていくプレッシャーなどの影響で「ほんとに辛かった、現役で進学できるところがあるなら、行けるところに行ったほうがいい」のようなことを言っていた人も数人いました。
確かにそれだと現役で進学した方がいいようにも感じますね…
とはいえ、浪人する意義はもちろんあります。
個性的な学部や教授のもとでやりたい勉強があるなど、第1志望の大学にどうしても行きたい理由があれば、もう1年の勉強期間は苦にならないと思います。
目指すに値する難易度が高い大学であれば、大学の設備や環境も良かったりしますし、就職なども有利になるかもしれません。
また、そういった難易度が高い大学は浪人経験者もかなりの割合でいるので、入学後もそこまでの疎外感もありません。
自分の中にもやもやした気持ちや悔しい気持ちがあり、それを晴らしたい人は、もう1年頑張ってみることも、むしろ踏ん切りをつける意味で良いと思います。
浪人は大変だけど、しっかりした強い意志をもって取り組めば得るものも大きいということですね。
そうですね。
浪人はもう1年、志望校合格だけを考え、本気で勉強するという気持ちや覚悟をしっかり保ち続ける必要があると思います。
何より、どの大学に進学するか良い決断ができるよう、悔いなく入試当日を迎えてほしいですね。
長谷川さん自身の体験も含めたお話を、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
受験生のみなさんは、ぜひとも第1志望に受かって気持ちよく大学進学できるように最後の最後頑張ってください!応援しています!!