こんにちは、Qゼミの前川です。
個人面談の際、よく聞くフレーズがあります。
「ウチの子はいつになっても変わらなくって」というフレーズです。
これは「なかなかエンジンがかからない」「切り替えができない」というようなネガティブな意味合いで使われることが多いです。
そのあとは大抵「ウチの子の姿勢や気持ちの問題なんですけど」と続きます。
本当にそうでしょうか?
自発的に変わることができれば最高ですが、実際はなかなかうまくいきません。
何かを変える決意をするには、外部からのきっかけがあった方がスムーズです。
例:夏休みに海に行くことが決まった→ダイエットをしよう!
きっかけ→決意
学生に置き換えてみると、きっかけになりやすいのは「定期テストが終わった(結果が帰ってきた)」「成績が出た」「部活を引退した」「修学旅行が終わった」「1学期が終わった(夏休みが始まった)」といったところでしょうか。
保護者さまも、これらのタイミングを狙って声掛けをしてみてはいかがでしょうか。
「いつもいつもガミガミ」から卒業できるチャンスかも知れません。
変える決意ができた場合「夏休みが終わるまでに理科の復習」よりも「今週中に問題集5ページ」といった具体的かつ短期的な目標の繰り返しの方がうまくいきますよ。