こんにちは。
Qゼミの森島です。
中学受験を目指す小学6年生にとっては、解ける問題領域が広がっていることを自覚する時期でしょうか。
例えば、算数では単元ごとに縦割りに理解を深めてきた段階から、横のつながりも意識しはじめたりしますね。
「面積図」は、つるかめ算、濃度算、平均算など様々な単元で汎用性のある道具であること、つるかめ算や過不足算や消去算は根っことなる考え方は同じであることなど、解けるだけでなく算数の全体像が徐々に見えてきたりします。
同時に、未だ自力では解くことができない問題が増えていることも事実ではないでしょうか。
数多くの問題に触れるということは、同時にできない問題に向き合う確率も上がるはずです。
間違えた問題に対して「なぜ間違えたのか」復習をしていますか。
間違えてしまった場合に、あたかも正解したかのように丸をつける生徒を散見しますが、それはもちろんチカラにはなりません。
お父さん(お母さん)に「×」が並ぶノートを見せたくない気持ちは勿論分かります。
ただ、それを続けても向上は見込めませんね。
自分をごまかしてしまうのは「苦手な所、わからない所がどこかを自分が把握するチャンスを失う」行動です。
テストでまた同じ問題ばかりを間違えてしまい、悪循環に陥ります。
まずは自分を知ることが大切。
「×」を恐れず、真正面から向き合っていきましょう。
できない問題が自分の「財産」になるはずですから。