こんにちは、Qゼミの中川です。
大学入試は2020年(正確には2021年度入試)から入試改革が行われ、大学入学共通テストが導入されます。
共通テストは国語と数学において記述式の問題が導入されます。
平均点も、センター試験が60%になるように作成されていたのに対し、共通テストは50%と低くなるように設定するとのことで、入試初年度生となる高2生は不安でいっぱいという人もいるでしょう。
ただ、高2生においては悪い話ばかりでもありません。
入試制度が変わることにより、浪人生の人数は減少することが予想されます。
さらに、これはあくまでも個人的な考えですが、新入試初年度というのは、少し易しめな問題になることが多いと思います。
新入試2年目のほうが難しい問題が出題されることが多いので、どちらかと言えば、高2生より高1生のほうが厳しい受験になるのではないでしょうか。
だからといって高2生は油断・楽観視していいわけではありません。
高1生も悲観する必要はありません。
ここからは大学新入試を有利に進めるために必要なことを書いていきたいと思います。
大きく分けて2点あります。
1.早期対策
新入試で変わることと言えば、国語・数学における記述式の導入、英語の外部検定試験の導入、他にもいろいろありますが大きく変わる点はこちらです。
入試が変わるからと言って学習する内容が変わるわけではありません。
土台となる知識は今までと同じものですから、記述問題を解く訓練と英語外部検定試験の対策を上乗せすればOKということになります。
つまり従来の大学入試の対策と比べて、早いタイミングで対策を始めればいいということになります。
自分の通っている高校の合格体験記、先輩達からのアドバイス、学校の先生や塾の先生の今までの進路指導の経験をヒアリングしたものから逆算して、そのスタート時期の半年前に対策を始めましょう!
そして、特別な対策をする必要はないので、まずは土台となる知識を固めることを意識して勉強をしましょう。
2.情報取得
新入試の概要はまだはっきりしているわけではありません。
大学によって扱う検定試験が異なるのであれば、自分の行きたい大学に行くためにはどの検定試験を受ければよいのか、必要なスコアを取るためにはどの検定試験を受けるのが有利なのかといった情報がかなり重要になってきます。
まずは変わっていく入試制度を正確に把握し、志望校合格に向けて最善のプランを立てられるよう、ニュースや学校・塾の説明会などの内容に注意を傾けるようにしましょう。
以上2点を意識すれば、新入試になっても有利に進めることができます。
高2生も高1生も、入試情報をしっかり把握しながら早期対策をすることで、成功を掴み取っていきましょう!