こんにちは、Qゼミの前川です。
場面を挙げるとキリがありませんが、子どもたちの国語力の低さに驚くことがあります。
数学で特によくある基本問題は解けるんだけど、文章題(応用)になるとさっぱり分からなくなる。
こんなケースも、算数の力が足りないのではなく、国語力が原因であることが多いです。
では、国語力を上げるにはどうすればいいのでしょうか。
読書量を増やす
要約の練習をする
問題を多く解く
すべて正解だと思います。
一方で、国語力の源である言葉を圧倒的に多く使うのは、普段の会話です。
その普段の会話の中で国語力アップのトレーニングができれば、最強の国語力アップ勉強法だと思いませんか。
そんな会話法を2つ紹介します。
勉強法1:原因があって結果がある。
「○○○だから×××だ」で会話する!
「なんでカレーが好きなの?」→「好きだから」
どこの家庭でも普通に耳にする会話かと思いますが、国語的な意味では不正解です。
(実際に不正解と言われることはないと思いますが)
「スパイスと野菜の織りなすハーモニーがすばらしいから」といった内容が正解です。
「好きだから」で終わらせがちですが、原因と結果をしっかりと結びつけさせることが大切です。
会話法2:周辺知識を3つ!
論理立てて物事を理解する。
言葉にするためには相応の知識が必要です。
お子さまの方が好奇心・知識欲は旺盛ですので、土台の知識さえ与えることができれば、そこから先は、お子さま自身の力で伸びていきます。
例えば、千葉県に旅行に行ったとします。
旅行の前後で、雑談のレベルで構いませんので、千葉県に関連することを3つ話題にしてください。
勉強的な内容である必要はありません。
ディズニーランド!
ちーばくん!
ピーナッツ!
これでで十分です。
それだけで、お子さまの中ではただの千葉県が活きた千葉県に変わります。
そうなれば、「あの千葉県ね!」となり、千葉県に対するアンテナが高くなります。
これまで見逃し、聞き逃してきた千葉県の情報が蓄積されていくことになります。
どちらの必勝法も学年問わず、今日からでも実行可能です。
ぜひ、試してみてくださいね。