Qゼミの多田です。
先日、小学生のときの教え子から「東大に合格しました」と連絡がありました。
そして、本人曰く「東大に合格できたのは先生のおかげです」。
教えていたのは小学生のとき。
その後は君自身の努力であって、合格はその賜物だろう。
「いえいえ、先生が小学生のときに教えてくれたノートの書き方のおかげです」
今も昔も、ノートの書き方に関しては同じことしか言っていません。
それは、次の3つです。
①テキスト名、ページ、番号は必ず書くこと。
②贅沢に使え(十分な余白を残せ)。
③自分の間違いがはっきりわかるように書くこと。
①は当然ですよね。
②は③につながります。
学習の基本はミスをなくすことです。
どこに間違いがあったのか、どのようにすれば解決できたのか。
十分な余白があれば、そのミスが見つけやすいし、解決方法を書き入れることができます。
そうすれば、ノートで見直しがすぐできます。
ノートはテキストをまとめるため、頭の中を整理するために使うこともあるでしょう。
でも、テキストに書いてあることをまた書き直すのはどうでしょうか?
暗記するための手段だとは思いますが・・・
東大に合格した教え子は、この3つの方法を小学生のときから、ずーっと守っていたそうです。
「僕が何ができないのかは、ノートを見れば母でもわかりますよ」
自慢げの笑顔に、とても嬉しく思いました。
4月から新しい学年のスタートです。
ノートの書き方は、あなたのミスがわかるように書くといいですよ。