さて、今回は頭の体操です。
ある新種のウィルスがあります。
そのウィルスを試験管に1個入れます。
観察の結果、1分で2個、2分で4個、と規則的に増えていくことが判明しました。
このウィルスを何個か入れると40分で試験管が満杯になりました。
では、この試験管がウィルスで半分になったのは何分後でしょうか。
この問題は時々小学生に出題する問題の一つですが、いきなり計算を始めたり。
「うーん」と腕組みをするような場合は、まず正解が出ません。
一見難しそうに見える問題にだまされないことが大切です。
「きっと難しいだろうな」とか「自分にはできなそうだな」という思い込みが問題をわからなくしてしまうことがあります。
また、基本ですが、「問題文にヒントあり」ということも知っておきましょう。
今回は「1分で2個、2分で4個、と規則的に増えていく」とあります。
つまり、「1分たつと倍になる」ということです。
逆の言い方をすると「1分前は半分」です。
そう、みなさんはもうわかりましたね。正解は「39分」でした。