最適な睡眠時間は6~9時間!暗記のためにはよく寝ましょう。

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こんにちは。
国大Qゼミの勝又です。

みなさん、大事なテスト前日に徹夜をして勉強した経験はありませんか。
人間の生活には欠かせない睡眠ですが、勉強との関係はどうなのでしょうか。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があることは有名ですね。
身体も脳も、すべてが休んだ状態がノンレム睡眠と呼ばれる睡眠です。
この睡眠中に脳が休められることで、翌日以降の学習に備えることができます。

レム睡眠は身体が休み、脳が覚醒している状態です。
このときに日中に学習した内容を整理し、記憶を定着させる働きがあります。

つまり、この2つの種類の睡眠はどちらも勉強に大きく関わっているのです。
眠りに入ると、はじめのうちはノンレム睡眠が主に続きます。
その後、90分ほどで初めてのレム睡眠となります。

その後はレム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されます。
睡眠時間が伸びるほど、レム睡眠の時間も伸び、知識の定着が図られます。

つまり、短時間しか眠らないと疲労の回復はできますが、知識が定着しません。
睡眠の役割としては、半分しか果たされないのです。

冒頭に述べたような徹夜による勉強は、短期的には意味があるかもしれません。
しかし、受験などを見据えた長期的な視野で考えると、非常にもったいない勉強法です。

このような理由から、最適な睡眠時間は6~9時間といわれているのですね。

中学3年生は受験に向けて、1・2年生は定期テストに向けて勉強する時間が増えます。
勉強する際には睡眠時間も確保し、効率のよい勉強を行っていきましょう。

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