効率の上がる「ながら」勉強

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みなさま、こんにちは。
国大Qゼミの勝又です。

近年、勉強の仕方として「ながら勉強」が話題になっています。

テレビを見ながら、携帯をいじりながら、多くの場合は勉強の効果を下げてしまうとすぐに分かるものです。

しかし「音楽を聴きながら」の勉強はどうなのでしょうか。
今回は、そのお話をしていきましょう。

実は音楽を聴きながらの勉強には多くのメリットがあります。
一般に『モーツァルト効果』と呼ばれている学説です。

音楽を聴きながらの学習や作業により、能力が向上するものもあります。
(この学説には賛否がありますが)

また、音楽を聞くことにはリラックス効果があるとされています。

実際に手術中などに音楽が流されることもあります。
また、単に周囲の音を遮れるため集中力が上がるという効果も期待できます。

一方で、選曲に注意も必要です。

最も気をつけなければいけないポイントは「学習内容と競合する言語の音楽は、学習を阻害する」という点です。

多くの人は、日本の歌手の曲を聴かれるかと思います。
しかし、英語以外の科目を学習する際にはむしろ逆効果になってしまいます。

また、英語の学習の際に洋楽を聴くことも同様に効果が期待できません。
歌詞のある音楽も、そちらに意識が集中し学習効果を低下させてしまいます。

その点で、クラシック音楽などの歌詞のない曲が望ましいといえるでしょう。

昨今、電車内などでも多く見受けられる「音楽を聴きながら」の学習は賛否あります。

ただ、上記の点などに注意しながら行うことで、学習効果を高めることもできます。

保護者さま!
お子さまがイヤフォンをして勉強をしていたら、「何を聴いているのか」をぜひ確認してみてください。

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