現在、英語学習に対する取り組みに劇的な変化が起こっています。
従来は読解とリスニングに重点が置かれていましたが、これからは
4技能(Reading、Listening、Writing、Speaking)が求められてきます。
これは「これまでの英語学習では、世界で通用する英語が身につかない」と、文部科学省が重い腰を上げたことを意味しています。
具体的な変化は、10月8日(日)に実施された英検でも起こっています。
2017年度第1回から、英作文の問題が追加になる大きな変化がありました。
大学入試でもセンター試験に替わり、外部試験(英検など)導入が検討されています。
この4技能の能力試験に対応するためには、学習方法にも変化が必要です。
今回はリスニングの学習方法について、オススメの方法を紹介します。
英語を読めるし、書ける人でも、実はリスニングが苦手な人が多いです。
リスニングが苦手な原因はいろいろですが「英語単語のつながりで生じる発音の変化(リエゾン)が聞き取れないこと」が、その根底にあります。
自分が発音できない音は、リスニングで理解できないといわれています。
これを改善するためには、ただ英文を聞くのではなく、自分の口で音読すること。
それがリスニング上達には大事です。
リーディングの方法にもいろいろなな種類があります。
まずはオーバーラッピングがあります。
これは英文を見ながら、音声に合わせて発音する練習方法です。
このときには、発音・リエゾン・抑揚などを意識して英語のリズムをつかみます。
次のステップとして、シャドウイングという練習方法があります。
これは、音声を聞いて、少し遅れてリピートするというものです。
シャドウイングは、音声を聞いてすぐに反応しなければなりません。
オーバーラッピングをした後に、英文の内容がある程度頭に入った状態で行いましょう。
初めから英検や、県入試の英文で実践するとなると、負担に感じる人もいます。
手始めに、自分のお気に入りの洋楽などの歌詞を見ながら聞くのも有効です!