こんにちは。
9月、社会的にも個人的にも大きなショックを受けた出来事がありました。
はい、安室奈美恵の引退発表です。
凄くファンというわけではないのですが、全盛期は、私が中学生から高校生に掛けてという青春真っ只中の時期。
人気を誇った彼女の引退発表を聞き、寂しさが胸をよぎりました。
私のipodの中に安室奈美恵の代表的な曲は入っています。
その日から、敢えて聴くようにしています。
そして当時のことを思い出しつつ、時代を振り返っています。
安室奈美恵は、まさに「時代の寵児」でした。
彼女の発言、行動、ファッション、そして生き様。
それらがそっくりそのまま、若い女性を中心に影響を与えていました。
そして、街中には影響を受けた女性がたくさん歩いていました。
若者の個性が無くなるキッカケを作ってしまったのが安室奈美恵ではないか?
なんて考え方も出来そうです。
それは、多くの人間のライフスタイルすら変えるほどの存在だったということです。
おこがましいとは思いますが、それを承知で述べます。
時代を変えたという意味では、幕末の英傑・坂本竜馬にも値するのではとも思います。
さすがにそれは言い過ぎですかね。
ここまでの存在は、きっとしばらく現れないと思います。
あと1年だけ活動をするとのことですので、最後の雄姿を楽しみたいと思います。
そして、彼女の歩んできた軌跡をかみしめていこうと思った次第です。
さて、これだけだと単なる私の随想になってしまいます。
そこで、ちょっと学習に絡めてみましょう。
彼女が世の中に与えた影響というのは、相当なものがあります。
影響を与え、世の中が変わったのか。
また、有史の中で(文化的に)世の中に多大な影響を与えた人物がどれだけいたのか。
そういった観点で調べてみると、非常に興味深いと思います。
大学に入学すると、求められる学問はこういった観点から生まれるもの殆どです。
今はまだ、日々の勉強(テスト勉強、受験勉強)に追われていてる状態。
こういったことを考えることはあまり無いかとは思います。
しかし、一見、勉強とは関係ないところから、学問は発生します。
生活から、学問を成り立たせるような発想の訓練をお勧めします。
とくに、公立中高一貫校の問題や、トップ校の特色検査。
大学入試の小論文などでは、問われるのはそういう学びです。
身の回りの生活こそが、実は、もっともハイレベルな学問の母なのです。