こんにちは。
Qゼミの松田です。
何かの目標を達成するために必要なことは「日々の鍛錬」です。
特に学力を上げたいと思うとき、そのために最も必要なことは言うまでもなく日々の家庭学習です。
(「休まず塾に通う」とか、「授業中は集中する」と同列です。)
では、その次に必要なことは何でしょう。
それは「家庭学習」を行い、知を身に付けるための「計画性」です。
つまり、思いつくまま「行き当たりばったり勉強」では×ということです。
塾に通っていれば学力がつく、というのは大きな間違いです。
学力は、塾での学習と家庭学習の相乗効果による賜物なのです。
しかし、計画的に学習を進める習慣を身につけることは簡単ではありません。
中学受験コース生なら、「実行ノート」をだいぶ活用できるようになっていることでしょう。
学年が上がれば、通塾日数や宿題は増えます。
10代前半の子どもがそれらを卒なくこなしていくことは難しいです。
そこで「実行ノート」などによる家庭学習とスケジュールの自己管理が必要となるわけです。
■受験生がすべきこと
・漢字・計算などの基礎学習
・宿題
・宿題以外の課題
・各種テスト・模試の解きなおし
・(6年生の場合)5年生の復習や苦手単元の復習
・(6年生の場合)過去問
■勉強できる時間
・朝
・学校からの帰宅後
・塾の授業のあとの居残り
・休みの日
■勉強できる場所
・自宅
・塾(自習室)
すべきことの多さと、勉強できる時間を対比してみると、どこで何を学習するかを決めることはとても大切であることに気付くと思います。
分刻みのスケジュールを立てると、スケジュール通りにいかなかった場合、やる気低下につながってしまうことが多いです。
「何曜日に何をやる」程度の設定がちょうど良いのではと思います。
そして、勉強ができる場所はもっと限られていますので、より集中できる場所を見つけ、計画的な学習ができるようにしていきましょう。