こんにちは。
Qゼミの上野です。
山の中を歩いていて道に迷ったときには、「分かる場所まで戻れ」と言われています。
ところが、子どもはこの「戻る」という行動がなかなかできないのです。
私も小学生の頃、探検と称して今まで足を踏み入れたことのない神社の裏手などの場所に入り込みました。
どこを歩いているのかが全く分からないまま突き進んだ結果予想外の場所から一般道に出てきた経験があります。
そのときも「戻る」ということは考えもせず、とにかく「前進あるのみ!!」といった感じでした。
振り返らないというのは、子どもの習性だとも言われています。
ところが、学習においてはこの「戻る」という行動が、とても重要になってきます。
復習をする
見直しをする
いずれも前進するというよりは、「戻る」という行動になります。
とても重要なことです。
これから受験生にとっては大切な夏を迎えます。
これまで学習してきた内容を復習し、基礎を固めるために最も重要な時期です。
ここでしっかりと「戻る」学習に取り組むことが、「合格」という頂上への道につながることになるのです。