小学校低学年で磨いておきたいチカラ

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こんにちは。
Qゼミの吉村です。

Qゼミでは2月より、受験コースの小学生の新学年の授業がスタートします。
ゼミ生の保護者の方々も入学、進級に向けて様々な期待と不安を抱いているようです。

「小学校に入学したら、小学校以外の勉強もやっておいたほうがいいですか?」
「公立小学校の勉強は難なくこなしていますが本当にそれだけで大丈夫ですか?」
「マイペースな子なので小学校生活、勉強についていけるかどうか心配で」
などなど。

どれも大変に頷ける内容です。
中学受験の指導者として過去のゼミ生を思い起こしてみると難関中学に合格しているQゼミ生の低学年時には共通していることがあります。

第一に、「読み書き計算」はしっかりとトレーニングしていること。

例)通塾、そろばん、計算問題集(家庭)、読書など第二に、感性・理性を磨くような環境設定があること。
例)習い事、旅行、体験教室(キャンプ・合宿)、パズル、読書など言うまでもなく、読書はあらゆるチカラの土台になります。

それでは、そのようなチカラをどこで、どのようにして磨けば良いのでしょうか。
「読み書き計算」は、通塾や習い事で鍛えることが可能です。
「理性・感性を磨く」ことはどのように捉えますか。

理性=道理によって物事を判断すること、またはその能力。
感性=感覚的に物事を判断すること、またはその能力。

理性は「論理的に物事を考えられること」と言い換えることができます。

「何でそうなるの?」⇒「だからこうなるんだぁ!」
このサイクルの繰り返しです。
ゲーム(アルゴなど)をする時の思考、自然現象の疑問を解決する行動などの蓄積でしょう。
勉強という言葉はまだ馴染まないです。
感性は「心の働き」と言い換えることができます。
楽しい、うれしい、悲しい、寂しい、という感情。
「どんな時に感じるかな?」「こんな時はどんな気持ち?」

低学年の子どもは、目の前で具体的に起こっていることは十分に認識できます。
しかし、体験していないことを想像するチカラはかなり個人差があります。
だから、疑似体験が必要になるわけです。
テレビ、マンガ、本、疑似体験できる媒体は数多くありますがここは読書にたどり着きたいところです。
大人は「読めること」が人生の財産になることを理解しています。
子どもたちにもそのことを伝えていきましょう。
子育ての不安は小さくすることはできますが、なくすことはできません。
期待>不安になった時、ベストの選択をしていると言えるでしょう。

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