こんにちはQゼミの秋吉です。
勉強について、特に入試を意識する上で大切なことは「苦手科目をつくらないこと」そして「得意科目をつくること」です。
そんなの当たり前だと言われてしまいそうですね。
最近では「得意科目をつくること」、ある科目については突出した才能がある人が求められる傾向が強まっていますがここでは「苦手科目をつくらないこと」の例を挙げたいと思います。
高校に入学すると、どの教科も中学校の何倍も難しいことを何倍ものスピードで学ぶことになります。
特に早くにつまずきやすいのが「数学」です。
多くの高校では学習カリキュラムが高2もしくは高3から文系(英語、国語、社会中心)と理系(英語、数学、理科中心)に分かれ文系に進むと数学の授業を受けなくてもよくなります。
したがって数学が苦手でも大丈夫、文系に進めばいいのです。
と言いたいところですが、ちょっと待ってください。
自分が将来進みたい道をきちんと思い浮かべてみましょう。
その進路を志すのに理系と文系どちらが適しているかをしっかり考えてください。
その結果として「自分のしたいことをするために文系に進む」のはとてもいい選択です。
避けて欲しいのが「数学が苦手だから(仕方なく)文系に進む」という選択です。
数学という1科目のせいで自分の選択肢が限られてしまうのは非常にもったいないことです。
また、文系であっても大学受験科目選択において数学を選ぶことが有利に働くこともあります。
さらに指定校推薦を狙う場合は評定平均が大変重要となり苦手科目によって平均が下がると希望の学校の推薦を取ることが厳しくなります。
苦手科目のせいで将来の選択の幅が狭まってしまうことがないよう、どの科目も最低限の学力は保つようにしましょう。