こんにちは。Ｑゼミの上野です。
「今やっている勉強って将来何の役に立つの？」
こんな疑問を持ったことがある子どもは多いのではないでしょうか？
私自身もそんな疑問を抱いた記憶があります。

そんな疑問を子どもから投げかけられると、あることを思い出すのです。
それは随分前のことですが、私が担任をしていたＱゼミの卒業生が何人集まるということで、そこに招待？されたことがあります。
集まったメンバーはすでに大学4年生で、話題は当然就職のこと。

それぞれの就職活動の話で盛り上がっているときのことでした。
その中のひとりが「先生に教えてもらった算数が就職活動で役に立っています！」
そうすると周りのメンバーも「そう！そう！」と口々の言うのです。

何のことかと思って聞いてみると、「SPI（就職適性検査）」に受験算数が出題されているとのことだったのです。
「これって電車マンで解く問題だよね！」
「そうそう、電車の先頭に人を立たせて考えるやつ！」などと当時のＱゼミオリジナル指導法まで話題に出てきました。

びっくりしたのは、当時の算数のノートをまだ保管している卒業生もいたのです。
今取り組んでいる勉強が、いつ、どこで、どのように役立つかはわかりません。

ただし、どんなことでも真剣に取り組んでいることは必ず何かの形で役に立つはずです。