夏期講習も終わり、受験生はいよいよ学習の総まとめに入って行く時期になりました。
これから本格的に模擬試験を受けるという人も多いでしょう。
そこで、入試に向けて「模試を実力アップにつなげる秘訣」をお伝えします。
1.模擬試験はあくまで模擬試験である。
当たり前ですが、模擬なので練習です。
結果に一喜一憂しないようにしてください。
模試は複数回受けないと実力を反映しないので、1回ごとの合格判定も鵜呑みにしないでください。
模試と本番の入試は別物です。
2.模試は今の得意・不得意を見つけるためにある。
模試で重要なのは試験を受けて結果が出た後です。
特に不得意分野を見つけたら、テキストでその単元を徹底的に復習してください。
担当の先生にもアドバイスをもらいましょう。
3.模試をきちんとやり直さないならば受けないほうが良い。
どんなテストでもそうですが、特に入試が近づいたこの時期は忙しくなり、やり直しも疎かになりがちです。
しかし、いくら模試で弱点を発見できても、放って置いては治りません。
むしろ模試のやり直しこそ最優先に取り組むべきです。
模擬試験と同じかそれ以上の時間を当てて取り組みましょう。
上に挙げた項目はどれも言うまでもないくらい基本的なことです。
しかし、せっかく模擬試験を受けるのですから、もう一度確認して有意義な模試にしてください。