Qゼミの高橋です。
また、会いましたね。
以前「夢をかなえる勉強法」をお伝えしたことがあります。
私は折りにふれて、いろいろな人に手紙を書きます。
私は頑張っている人を見ると、お手紙を書きたくなるのです。
中学受験や高校受験、大学受験、司法書士受験など、頑張っている人を応援したくなるからです。
今年になって、私は近所の小5の男の子にお手紙を書きました。
彼が足の手術をしてリハビリをするために学校を何カ月も休んで入院することになったからです。
近所に住んでいても、打ち解けて話したことはなかったのですが「がんばって」という思いを伝えるためにウチの家族でかわるがわる一週間ごとにお手紙を書くことにしました。
学校を離れ入院して手術をする前、彼はとても不安だったと思います。
私は「ひとりぼっちで心細いと思うけれど、がんばって。」と書きました。
手術が終わると、今度は何カ月も続くリハビリの生活。
手術よりもリハビリの方が大変なのですよね。
「歩くってこんなに難しいこととは思わなかった。なんでこんなことができないのだ。」
そんな焦りと苛立ちとで過ごさなくてはいけない毎日。
彼の気持ちを考えたら、私は書かずにはいられませんでした。
「昨日より今日、できるようになればいい。今日できないことは、明日できるようになればいい。だから、1ミリでもいい。前に進め。」
書いていて、私はふと気が付きました。
手術を受けた後、リハビリの練習をする彼の姿を想像したら、「ああ、彼も頑張っているんだよな。私も頑張らなきゃ。」って思う自分に。
励ますつもりで書き始めたおたよりでしたが男の子のことを想像しているうちにいつのまにか書いている自分が励まされているような気がしてきました。
「今日がんばっているキミがいるから、ボクもがんばれる。キミがいるから、ボクも強くなれる。ありがとう。そして、がんばれ。」
私は彼にそう書き送りました。
同じ言葉を目標を持って頑張っているあなたに贈りたいと思います。
「あなたはひとりで戦っていると思いますか。あなたは決してひとりではありません。あなたが頑張っているから、私も頑張れます。ありがとう。そして、頑張って下さい。」