君は、算数が好きですか？
こんにちは。
Ｑゼミの松田です。
みなさま、ご入学、ご進級、おめでとうございます。
Ｑゼミでも、この春から塾での学習を新しくスタートする子どもたちとの出会いがあるわけです。
そこで、私はよく「算数は好きですか？」という質問をします。

結果は、低学年ほど「好き」と答える率が高く、高学年に近づくと、その率も低くなるとうのが毎年感じる傾向です。
学年が進めば難易度や深さも変わってきますし、どんな目的で算数を勉強しているかにもよるでしょう。
いずれにしても学年が進めば、算数に対する感情が変化していくということです。

算数を大きく分けると、1つは日常生活から学ぶ算数、もう1つは机の上で学ぶ算数に分けられると思っています。
この「日常生活から学ぶ算数」というのは、その言葉どおり身の回りにある数字から自分なりに何かを得ることです。
牛乳パックに書いてある「1000mL」という数字から1Lを感じ、パパの運転する自動車のスピードメーターから「時速100kmってすごい！」と感じ、公園を横切って近道することで「最短距離」を感じ、消費税が上がる直前になぜ高額商品が売れるのか、8%ってどのくらい？と考える。
これが身の回りにある算数です。
そういう日常における思考や体験が、机の上で学ぶ算数の礎になるのは間違いありません。
算数の担当者としても、お子さまが発する算数的な疑問や感想にはしっかり向き合いたいなと思います。