遺訓。

元気が出るブログ表紙

こんにちは。
悲しいタイトルをつけましたが、大切なお話です。
私が中学3年生の頃、1ヶ月だけクラスメイトとして一緒に勉強を学んだ女子がいました。
1ヶ月「だけ」というのは、彼女は白血病という病気にかかってしまいGW明けに入院をしてしまったからです。
担任がお見舞いにいったある日のこと。
病床の彼女は担任に、こう伝えたそうです。
「教科書を見ていても、何を言っているのか全然わからない。今、みんなと一緒に受験勉強が出来ないことが一番辛い」
体は病魔に蝕まれ、受験はおろか生死をも気にしなければならない状態。
それにもかかわらずだったそうです。

担任は、涙をこらえながら病室で理科の授業をしてきたと次の日の学活の時に教えてくれました。
その頃の私たちはというと、受験勉強なんてどこ吹く風。

勉強の「べ」の字も気にしないほど自由奔放な毎日を過ごしていました。
そんな私たちに担任が言ったことばです。
「彼女が受験することは、残念だけど多分叶わないと思う。
 来年の春、元気でいられるかどうかも判らない状態の彼女が受験のことを心配しているのに、なぜ君たちは、今しなければならないことをしないんだい?
 なぜ君たちは、後でも出来ることを今しているんだい?」
受験生に限ったことではありません。
テストが近くなっても、勉強が手につかず現実逃避をしたくなってしまったら、自分に投げかけてみて下さい。
「それは今、すべきことですか?」
「それは今、しなければいけないことですか?」

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