こんにちは。
Ｑゼミの上野です。
先日、授業前の生徒との何気ない会話の中。
旅行の話題となったときに、ある小学2年生の生徒が、三重県までひとりで、しかも各駅停車だけを使って行く予定ということを話してくれました。
「えっ～！？」と思わず叫んでしまいました。
でも話をよく聞いてみると、実に詳しく、内容もしっかりしているのです。

「東海道線で熱海まで行き、そこで乗り換えて、次は静岡か浜松で乗り換えて」
地理音痴の大人よりよっぽど詳しいのです。
それが小学2年生なのだから本当にびっくりしました。
実は私も鉄道での旅行が大好きで、仙台までなら、各駅停車だけで行くこともあります。

その子との会話のなかで、「先生も各駅停車だけで仙台まで行くことがあるんだよ。
湘南新宿ラインに乗って宇都宮まで行き、そこから今度は黒磯行きに乗って、郡山、福島、仙台って」
そうすると「ふん、ふん、へぇ～」と、話題についてきているのです。

私が中学生・高校生だった頃、一番好きだった科目は社会の地理でした。
地図をながめるのが大好きで、知らない地名を目にすると、すぐに地図帳をひらいて調べ、その場所に印をつけていました。

インターネットの時代となった昨今、地図が売れなくなったという記事を目にしたこともあります。
地図帳は、国語の学習で言えば辞書にあたるのかもしれません。
そんな地図帳を片手に、残されたこの夏、家族旅行というのもいいかもしれません。