こんにちは。
Qゼミの岡島です。
前回、このブログにてQゼミオリジナル「Qワード」についてのお話をしましたが、その続きになります。
今回は、どうすれば「わかることば」が増えるのか。
その方法についてお話したいと思います。
答えは簡単で、「自分のことば」で例文づくりをすることです。
とにかく大事なのは「自分のことば」で例文をつくることです!
与えられた語句を使っての例文づくりは、決して楽ではありません。
ですから、国語辞典で調べた際に、つい載っている例文を写してしまいがちです。
しかし、これでは自分で語句を考えて作った訳ではありませんから、語句の意味・使い方が定着しないままで、終わってしまいます。
語句の意味を考え、どんなときに使うのかを考えた上で、例文づくりをしてみましょう。
大人が書くようなものを書かなければと思ってしまいますが、ちょっと見た目が変でも、オリジナルの例文の方が「力」になります。
ひとつアドバイスとしてお伝えすると、自分に興味のあることで、例文づくりをすると、楽しみながらできると思います。
実際に、このような例文をつくってきた生徒がいました。
とてもいい例文なので、紹介したいと思います。
「意図」坂本龍馬が大政奉還を考えたのは、幕府の政治を終わらせ、政権を朝廷に返そうという「意図」からだった。
「糧」兵糧攻めとは、敵に生きる「糧」である食べ物が渡らないようにしてしまう攻め方だ。
この生徒は、歴史が大好きな女の子です。
いわゆる「歴女」(レキジョ)で、すべて例文が歴史にまつわるものになっています。
とてもオリジナリティーにあふれるものですね。
この例文を作った生徒はすごく時間がかかり、苦労しながらも、楽しみながらやっていたそうです。
自分に興味のあるもので例文づくりをして「わかることば」を増やしていきましょう!