Qゼミの益田です。
算数の授業を担当して思うことは、地道な作業をコツコツこなしていける大半の生徒は、成績がアップするということです。
その逆に、「式を書くのなんか、めんどうくさい!」「筆算も書くのも、めんどうくさい!」「図を描くなんて、もっとめんどうくさい!」なんて、思っている生徒は、入試問題を解くにあたって非常に苦戦します。
なぜなら、入試問題は、作業を通して解き方を導き出すからです。
授業をしていて感じるのは、この「めんどうくさがり」な生徒が年々増えているようなテレビ・パソコン・携帯世代で、疑問に思ったことの答えがすぐにわかってしまう。
そんな世代ですから、負荷がかかる作業には抵抗感があるようです。
授業で「めんどくさぁい!」という声があがったときは、私は「めんどうくさいお化けがでるぞー」と言います。
すると生徒からは「何それ!?」と、声があがります。
その時はこう言うのです。
「そのお化けにとりつかれると、何でもめんどうくさくなって
勉強ができなくなるぞぉ!」
その言葉を聞いた生徒は、さすがに「やだやだっ!」と言ってくれます(笑)
でもやっぱり子どもですね。
言ったそばから「えぇ~、書くのぉ~、めんどくさいっ!!」
道のりは、長そうです。