Qゼミの荒屋です。
実に悔しいものです、「本当は出来ていたはずの問題」を「うっかりミス」で失点。
同じ点数に何人も並ぶ入学試験では、うっかりミスは命取り。
どうすれば、この「うっかりミス」を無くすことができるのか?
その秘策を伝授しましょう!!
1.問題文中の「数字」「人名・固有名詞」「文末」にラインを引く。
「うっかりミス」の大半は、「思い込み」です。
「誤っているもの」なのに「正しいもの」を選んでしまったり。
つまり、問題文をよく読んでいない。
これに対して「ちゃんと読みなさい!」と叱ってみても効果なし!
(そもそも、どんな状態が「ちゃんと」なんでしょうか?)
「ラインを引く」という作業で、意識が変わります。
電車の運転士さんの「指差し確認」みたいなものですね。
2.計算(筆算)を、今までの「2倍」大きな数字で書く。
「計算ミス」の多くは、隅に小さな数字で筆算を書いているため。
数字が混乱することが原因です。
この場合も「きちんと計算しろ!」と言っても意味はありません。
問題用紙は、ノートと違って線が引いてありません。
日ごろから、罫線の無いところで、縦横整列した状態で、これまでの「2倍」の大きさの数字で計算トレーニングをしましょう。
計算ミスは半減するハズです。
3.「うっかりノート」を作る。
自分だけの「うっかりミス」記録帳です。
あらゆる科目のあらゆる問題やテストで、「うっかりミス」をしたら、
その内容を記録していきます。
記録する項目は、至って簡単、「日付」「科目」「ミスの内容」→例:「繰り上がりを忘れた」
「誤っているものと、正しいものを間違えて選んだ」等
(ここで、「再発防止策」なんて難しいことまで要求しない)
ただ「うっかり」をひたすら記録する。
それだけで「うっかりミス」は減少します。
食べた物を、ひたすら記録するだけでダイエットできる、と同じ原理。
「うっかり」を意識をするだけで、注意力は変わるのです。
4.合格したい気持ちをテスト用紙にぶつける。
最後の方法は、「気持ち」の問題。
「合格」を強く望むと「1点」でも多く点数が欲しくなります。
点数が欲しい、と思う気持ちは「集中力」に繋がります。
「うっかりミス」が多い受験生は、まだまだ「合格したい」と念じる気持ちが足りません。
夜、寝る前とテストの直前に「受かるぞ!」を3回、頭の中で連呼してみてください。
(試験会場で声に出してはいけませんぞ! 念のため!!)