学習の方法として、低、中学年の学習では、子どもと一緒に、あえて調べることをおすすめしたいと思います。
子どもと一緒に道を歩いているときの一幕
「おかあさん、あの花きれいだね。何ていう花なの」
「あれはね、ユリという花だよ」
→ユリの花は知りました。
でもそれだけです。
「おかあさん、あの花きれいだね。何ていう花なの」
「何だろうね。 携帯で写真を撮って、家で調べようね」
→時間はかかりますが、あえて図鑑やインターネットで調べることにします。
「ほら、あったわよ」
「ユリか。チューリップも、なかまなんだ」
「そうみたいだね。同じように葉っぱに縦線が入っているね」
→調べる作業をしました。
ユリ以外のユリ科の花にも目がいきました。
ユリが単子葉類(平行脈)だということも知りました。
調べると、調べる対象外のことも知ることができ、得る知識は何倍にもなります。
また、調べられたことによる満足感が得られ、これからも調べよう!とする知的好奇心も、生まれます。
調べることは時間がかかりますが、あえて調べることを心がけてみませんか。
気がついたら、子どもが自分から調べることができるようになり、何も言わなくても、関連することまで見て、知るようになる。
こんな子どもの姿、いいと思いませんか。
子どもと一緒にあえて【調べる】ことをおすすめします。