Qゼミの外丸です。
読書を通して、たくさんの擬似体験を味わうことをお勧めします。
中学受験の国語では、絶対に、再び経験してはならない戦争の記憶、味わったことのない貧乏、ほろ苦い恋愛、古き良き昭和、江戸時代の人情、家族の崩壊などなど。
実生活では、体験できないことを取り上げた内容の文章も多く出題されます。
だから、理解しづらい内容の文章が出てくると、手が動かず、固まっている生徒もちらほら、でも、登場人物も人間。
物語の中で、うごめいている感情も生きた人間そのもの。
そこで、日頃生徒たちに「名監督」になれと言っています。
つまり物語を正確に「イメージする力」を養えということです。
登場人物の表情・動き(しぐさ)・語気をきちんと正しく把握できれば、必然的に内容も理解できる。
そのためにも、読書は必要、楽しく、質の良い読書をして「名監督」をめざしましょう。