今日は1人のスゴイ先輩の話をします。
もう4年も前のことですが、ある女の子が体験授業に来ました。
明るいけれど、ちょっと不良っぽい感じの子でした。
例えて言うと、そうですね。
今で言うと、木下優樹菜という女性芸能人に雰囲気が似てるかな。
そんな子です。
「彼女が入ることで、教室の雰囲気が悪くなったりしないかな」
なんていう心配もしたことを覚えています。
成績を聞いてみたら、20。
オール2に3が2個、ってことですね。
そんな彼女ですが、体験授業が始まってみると、スゴイ。
何が?
質問の嵐、なんです。
「5X=30の答えは、なんで6なの?」
「テーブルって、単語でどう書くんだっけ?」
「7×9って63でよかったけ?」
中2という学年からすれば、「え、そんなことも知らないのか!?」と驚いてしまうほど、何にも知らない子でした。
でも彼女の良いところは、それを恥ずかしがらずに質問したことです。
それまで在籍していた、他のどの生徒の、10倍は質問していたと思います。
聞けば、今まで何にも勉強しないまま2年生の夏が過ぎ、これじゃまずいなと思って、塾を探していたとのこと。
「わたしバカだからさ」
「でも教えてくれたら、がんばって覚えるから」
というようなことを言っていたと思います。
体験を終え、入塾。
正式にQゼミ生となって、初めての定期テスト。
そして後期の成績が出ました。
なんと「29!」9ポイントもアップしました。
その後も、彼女は、彼女のペースでQゼミでの授業を受け続け、3年の後期にはなんと「40」
つまり20→29→40 と、1年半弱の間に学校の成績を20ポイントアップさせたのです。
こんなスゴイ子、噂にならないわけはなく、既にQゼミ通信でも紹介されていましたが、彼女と最初の出会いをし、入塾してもらったスタッフとして、あらためて記載してみました。
授業を、ただ受けている生徒も多いと思いますが、これを機に、受け方を変えてみませんか。
恥ずかしがらずに質問をすること、何度でも、わからなければ質問をすること、
そして一つ一つを吸収し、自分の「力」としていくこと。
これであなたも「伸びる」はずです。