[大学受験]独学と塾通い、どっちを選べばいいの?

勉強中の高校生

塾・予備校、学校+自学習、それぞれのメリット・デメリット

今回は、大学受験で独学と塾通いのメリットとデメリットを比較してみたいと思います。

大学受験は人生の一大イベントですがどのように勉強すればいいのか悩む人も多いでしょう。

独学と塾通いはそれぞれに良い点と悪い点があります。自分に合った方法を選ぶことが合格への近道です。

今回の記事を参考にして、自分に合った方法を見つけ、 大学受験を突破してくださいね。

1.独学で大学受験に挑戦する場合

独学で大学受験に挑戦する場合のポイントについて詳しく見ていきましょう。独学には、メリットとデメリットがあります。それぞれについて、具体的な例を挙げて説明します。

独学のメリット

まず、独学のメリットです。独学のメリットとしては以下のようなものがあります。

①自分のペースで学習できる

独学なら自分の強みや弱みに合わせて、勉強時間や内容を自由に決められます。塾では決められたカリキュラムに従わなければなりませんが、独学なら自分の目標や志望校に応じて柔軟に対応できます 。

② 参考書や問題集を自由に選べる

独学なら、自分に合った参考書や問題集を選べます。

教材(授業)の面で不安もあるかもしれませんが、書店に行けば優れた参考書・問題集はたくさん販売されています。動画やアプリを使った勉強法も独学には最適でしょう。

塾では、指定された教材を使わなければなりませんが、独学なら、自分のレベルや嗜好に応じて幅広く資料を探せます 。

③費用が安い

独学なら、塾に比べて費用が安く済みます。塾では、授業料や教材費だけでなく、交通費や食費もかかりますが、独学なら、参考書・問題集・模試費用などの必要最低限の出費で済みます 。

年間数万円程度で済んでしまうかもしれません。浮いたお金は受験費用や大学入学後の諸費用に回すことができます。

独学のデメリット

独学のデメリットとしては、以下のようなものがあります。

①情報が不足する

独学では受験に関する情報が不足しがちです。塾では最新の入試情報や対策法を教えてもらえますが、独学では自分で情報収集しなければなりません 。情報が多すぎても少なすぎても困りますね。

②モチベーションが下がる

独学ではモチベーションを保つことが難しいです。塾では先生や仲間と一緒に勉強することで刺激や競争心が高まりますが、独学では孤独感や焦り感に苛まれることもあります 。モチベーションが下がると勉強効率も下がります。

③勉強計画や成果の管理が難しい

独学では自分で勉強計画や成果の管理をしなければなりません。塾では先生が進度や成績をチェックしてくれますが、独学では自分で目標設定や評価をしなければなりません 。計画性や自己管理能力が必要です。

独学で成功するためのコツ

最後に、独学で成功するためのコツです。独学で大学受験に合格するためには以下のようなことを心がけると良いでしょう。

①基礎学力を身につける

基礎学力は大学受験の土台です。基礎学力がなければ応用問題や難問に対応できません 。

基礎学力を身につけるためには教科書や参考書をしっかり読み込み、重要な公式や定理を暗記し、基本的な問題を繰り返し解くことが大切です 。

②集中できる環境を作る

集中できる環境は勉強効率を上げるのに欠かせません。集中できる環境とは、静かで快適で邪魔されない場所です 。

自宅で勉強する場合は、部屋を整理整頓し、テレビやスマホなどの誘惑を遠ざけることが必要です 。自宅以外で勉強する場合は、図書館やカフェなどの落ち着いた場所を探すことが必要です 。

③自己管理を徹底する

自己管理は独学のカギです。自己管理とは、自分で勉強計画や目標を立てて実行し、成果や反省を振り返ることです 。

自己管理を徹底するためには、日々の勉強時間や内容を記録し、模試や過去問で自分のレベルや弱点を把握し、必要に応じて勉強法や計画を修正することが必要です 。

④受験サイトや模試を活用する

受験サイトや模試は独学の味方です。受験サイトや模試では、最新の入試情報や対策法を得られるだけでなく、自分の実力や志望校のレベルを測ることができます 。

受験サイトや模試を活用することで、情報不足やモチベーション低下を防ぐことができます 。

以上が、独学で大学受験に挑戦する場合のポイントです。

 大事なことは自分に合った教材を見つけ、これと決めたらブレること無くきちんと解き切ることです。

また、迷いが生じるようであれば学校の信頼できる先生に相談するのも良いでしょう。

その際、受けた模試の結果を持参して、偏差値の見方など不安なことはどんどん聞くことです。

自分で適切な受験プランを考え、必要な教材を揃えて、常に自己分析をする。そのように自己管理の徹底ができるのであれば、塾や予備校に多くのお金や時間を費やす必要はないでしょう。

2.塾通いで大学受験に挑戦する場合

塾通いで大学受験に挑戦する場合のポイントについて、詳しく見ていきましょう。

塾通いには、メリットとデメリットがあります。それぞれについて、具体的な例を挙げて説明します。

まず、塾通いのメリットです。塾通いのメリットとしては、以下のようなものがあります。

塾通いのメリット

①専門的な指導を受けられる

塾・予備校を利用するまず一番のメリットはその授業の質です。

現在は塾業界も淘汰・再編が進み、よりよい商品のみが生き残る時代になっています。

そんな中で提供されている授業は、どの塾であっても一流・一線級の講師が素晴らしい内容の講義を展開しています。

実績に定評のある一流講師の授業が学力アップ・志望校合格への近道になるはずです。

② 授業以外にもサポートが受けられる

そして無視できないのが、授業以外のサポートサービスです。

大学受験はそれまでの受験よりも難しくまた膨大な範囲の学習が必要となります。

 志望大学に合わせて得意科目をどこまで伸ばすか、苦手科目をどこまで引き上げるかといった学習上の戦略(何を・いつまでに・どこまで)が非常に大事になります。

生徒自身で冷静に自己分析をし、戦略を練り、スケジュールに落とし込むといったことができれば良いのですが、かなり難しいということは想像に難くありません。

そんな時は受験のプロ及び経験者に直接相談することがベストです。

多くの塾・予備校では生徒の現在の学力と志望大学のレベルを精査し、「今○○をする→次に○○をする→直前は○○を」といった生徒ごとの適切な学習プランを提示してくれるはずです。

 また、生徒の学力の上昇具合・学習の進捗状況に対してその都度、プランの見直しもしてくれるでしょう。


苦しい受験勉強期間中はついつい甘えが出てしまったり、挫けそうになることもあります。

 そんな時「冷静な分析に基づく熱い言葉」をかけてくれる存在は多くの受験生の助けになるでしょう。

③競争心が高まる

塾では、先生や仲間と一緒に勉強することで刺激をうけ、競争心が高まります。

 先生は目標や志望校に向かって励ましてくれますし、仲間は同じ目標や志望校を持っている人もいます 。先生や仲間の存在は、勉強のモチベーションを上げるのに役立ちます 。

塾通いのデメリット

①費用が高い

塾通いは、独学に比べて費用が高くなります。塾では授業料や教材費だけでなく、交通費もかかります 。費用が高いということは家計に負担がかかるということです 。費用対効果を考える必要があります 。

② 時間や場所に制約がある

塾通いは、時間や場所に制約があります。塾では、決められた時間帯に決められた場所で授業を受けなければなりません 。

時間や場所に制約があるということは、自由度が低いということです 。自分の都合や状況に応じて勉強できない可能性があります 。

③自分に合わない授業や教材に当たる可能性がある

塾通いは、自分に合わない授業や教材に当たる可能性があります。

塾では、一定のカリキュラムや教材を使わなければなりませんが、それらが自分のレベルや嗜好に合っているとは限りません 。

自分に合わない授業や教材だと、勉強効果が低下する可能性があります 。

塾通いで成功するためのコツ

最後に、塾通いで成功するためのコツです。「よし、塾で頑張ってみよう!」と思った方はどの塾・予備校に通うかを考える必要があります。

塾通いで大学受験に合格するためには、以下のようなことを心がけると良いでしょう。

①自分に合った塾を選ぶ

塾は、一口に言っても様々な種類があります。塾は、教育方針や授業スタイル、教材や料金などによって特徴が異なります 。

自分に合った塾を選ぶためには、自分の目標や志望校、学習スタイルや予算などを考えることが必要です 。自分に合った塾を選ぶことで、勉強の効率や満足度が高まります 。

まずは授業が自分に合うかどうかを見極めましょう。多くの塾が体験授業を実施しています。

体験授業に参加し、「講師の人柄・話し方は自分に合っているか」「授業で使用する教材は取り組みやすくできているか」「解説は理解しやすいか」といったことからしっかり判断してください。

次にスタッフの人柄や授業以外のサポートシステムも一緒に確認しましょう。

自分の状況を的確に判断してくれているか、得られるアドバイスは意味のあるものか、質問・相談のしやすい環境か、自習室は静かで十分なスペースがあるか等、授業そのもの以外で受験勉強に大きく影響することについてもしっかりチェックするようにしましょう。

 加えて費用も無視できません。

受験までに必要な金額をしっかり提示しているか、そこまで必要ではない講座まで無理矢理受講させようとしていないかといったことも確認しましょう。

授業だけに頼らず自主学習も行う

塾通いは、授業だけに頼らないことが大切です。授業は、勉強の一部であって全てではありません 。

授業だけに頼ると、授業で扱われなかった内容や自分の苦手な内容をカバーできません 。授業だけに頼らず自主学習も行うことで、勉強の幅や深さが広がります 。

自主学習がはかどるように、自修室は静かで十分なスペースがあるのか、また質問や相談 がしやすいようなティーチングアシスタントが配置されているかなども塾を選ぶ際のポイントになると思います。

③塾の先生や仲間とコミュニケーションを取る

塾通いは、先生や仲間とコミュニケーションを取ることが大切です。

先生や仲間とコミュニケーションを取ることで、勉強の悩みや相談を共有できますし、励ましや応援を受けられます 。

以上が、塾通いで大学受験に挑戦する場合のポイントです。 

実際に塾を選ぶ時には、テレビCMなどの露出量が多い予備校に目が行きがちですが、よく見るからと言ってそこががあなたにとって一番よい塾だとは限りません。

あなたの街、通学で利用する駅にある塾も含め、先入観を持たず、必ず足を運び、実際に確かめてみましょう。

3.塾に向いている人と独学に向いている人は、どんな人?

塾に向いている人と独学に向いている人はどんな人かについて、詳しく見ていきましょう。

 塾に向いている人と独学に向いている人は、それぞれに特徴があります。それぞれについて、具体的な例を挙げて説明します。

塾に向いている人

①勉強する習慣がなくても周りの刺激で頑張れる人

勉強する習慣がないということは、自分で勉強計画や目標を立てたり、自己管理したりすることが苦手ということです 。

 勉強する習慣がなくても周りの刺激で頑張れる人は、塾に向いています 。塾では、先生や仲間からの刺激や競争心で、勉強のモチベーションを高められます 。

②偏差値が低くて基礎力が不足している人

偏差値が低くて基礎力が不足しているということは、教科ごとのポイントやコツを把握していないということです 。

 偏差値が低くて基礎力が不足している人は、塾に向いています 。塾では、先生から専門的な指導を受けられるので、基礎力を身につけられます 。

 ③進学校ではなくて受験情報が少ない人

進学校ではなくて受験情報が少ないということは、入試傾向や出題パターンを分析したり、過去問や予想問題を解いたりすることが難しいということです 。

 進学校ではなくて受験情報が少ない人は、塾に向いています 。塾では、先生から最新の入試情報や対策法を得られるので、入試に臨む自信をつけられます 。

独学に向いている人

次に、独学に向いている人です。独学に向いている人としては、以下のような人があります。

①自分で勉強計画や目標を立てて実行できる人

自分で勉強計画や目標を立てて実行できるということは、計画性や自己管理能力が高いということです 。

自分で勉強計画や目標を立てて実行できる人は、独学に向いています 。独学では、自分のペースで学習できるので、効率的に勉強できます 。

 ②偏差値が高くて基礎力がある人

偏差値が高くて基礎力があるということは、教科ごとのポイントやコツを把握しているということです 。

 偏差値が高くて基礎力がある人は、独学に向いています 。独学では、自分に合った参考書や問題集を選べるので、応用力や発展力を高められます 。

 ③進学校や中高一貫校で受験対策指導が充実している人

進学校や中高一貫校で受験対策指導が充実しているということは、入試傾向や出題パターンを分析したり、過去問や予想問題を解いたりすることが容易ということです 。

 進学校や中高一貫校で受験対策指導が充実している人は、独学に向いています 。

 独学では、学校の指導に加えて、自分の弱点や志望校のレベルに応じて、補強や突破を図れます 。

以上が、塾に向いている人と独学に向いている人はどんな人かです。

塾に向いている人と独学に向いている人は、それぞれに特徴がありますが、どちらも大学受験に合格する可能性は十分にあります。

 自分の特徴や状況を把握して、自分に合った方法を選びましょう。

まとめ

今回の記事では、大学受験で独学と塾通いのメリットとデメリットを比較しました。

塾に向いている人と独学に向いている人はそれぞれに特徴があります。自分の特徴や状況を把握して、自分に合った方法を選ぶことが合格への近道です。

独学も塾通いもどちらも大学受験に有利な方法です。大切なのは、自分に合った方法で効率的に勉強することです。

 今回の記事を参考に自分の勉強法を見直したり新しい勉強法を試してみたりしてくださいね。それでは、皆さんの大学受験に幸運を祈ります!

 

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