中学入試 国語 出題作品紹介 質問する、問い返す 名古谷隆彦

考え続ける “道徳教育”

出題作品


書名:質問する、問い返す―主体的に学ぶということ―(岩波ジュニア新書)
著者:名古谷 隆彦
刊行日:2017/5/20

出題校

国府台女子学院中学部、聖園女学院中学校、佼成学園中学校、鎌倉女学院中学校

出題ページ

P130 学校で行われる道徳教育
佼成学園中学校 出題

あらすじ

共同通信の記者である筆者が、“主体的に生きる”ために必要な”問い返し”の大切さを論述していく論説文です。

ポイント

道徳について考えるというテーマの論述の中で、“道徳”とは法律のような強制力はないが、社会生活を営む上で、人々の中に共通して存在している価値観であるといいます。

しかしその価値観も時代状況で変わっていきます

問題は、学校などの教育機関に期待する“道徳教育”とは何かを答えさせるものでした。

時代とともに変化していく価値観や規範(お手本)が、なぜ変わり始めているのか、またはなぜ“変わるべきでない”のかを学校の生徒たちに考えさせる、ということをまとめます。

2018年以降毎年のように中学入試での出題がある本作では、入試やこれからの学校生活において“主体的に学ぶ”という大切なテーマが学べます。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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