中学入試 国語 出題作品紹介 「空気」を読んでも従わない 鴻上尚史

見えない空気への接し方

出題作品


書名:「空気」を読んでも従わない
著者:鴻上 尚史
刊行日:2019/4/20

出題校

成城中学校、神奈川学園中学校

出題ページ

P189 あなたの「世間」や「空気」との戦い
神奈川学園中学校 出題

あらすじ

日本人の共通の感覚である「空気を読む」

この正体を明らかにして、日本人が生きている「世間」の中で感じる生き苦しさから抜け出そうという試みを示す説明文です。

ポイント

スマートフォンの普及により、「フォロワー」や「いいね」の数といった世界が数値化されるようになった現代。

その一方で、人の評価を気にしすぎて、数値に一喜一憂し、その結果、生き苦しさを感じる人が増えています。

そんな現代人に次のように本書ではすすめています。

他人より自分を大切に考えること。
そして物事の本質を見抜く力を養うこと。
世間や空気と接していくこと。

世間や空気の正体である同調圧力が読み取れるかが正否のポイントです。

日本人についてまわるであろう空気を読むということ。
今後われわれはどう接していくか。
これからも入試問題で多く扱われそうなテーマです。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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