こんにちは、国大Qゼミの久野康晴です。
今回は、横浜市立南高等学校附高属中学校(以下、市立南)の適性検査Ⅰについて書きます。
横浜市教育委員会の資料をみると、適性検査Ⅰは「文章やデータの内容を的確にとらえ、分析し表現する力をみる。」とあります。
実際の出題をみると、1つのテーマに沿った複数の課題文を読み設問に答える形式になっています。
分かりやすく言うと「国語」です。
課題文の数は、昨年が2つ、今年が3つでした。
(3つより多くなることは無いと思います。)
問題はこちら
横浜市立南高等学校附属中学校ホームページ 適性検査ページより
また、特徴的な出題は意見文の記述です。
・3段落構成
・450~500字(全国の出題の中でも長いほうです。)の出題形式
・450~500字(全国の出題の中でも長いほうです。)の出題形式
これは、今後も続くと思われます。
前回のブログにも書きましたが、適性検査Ⅰの合格者の平均点(推定)は、200点満点で80点ぐらいです。
(模擬試験結果の追跡調査などから)難易度は高いと言えるでしょう。
有効な対策としては、市立南と同様に複数の課題文を出題する以下の学校の過去問に取り組んでみるといいと思います。
・都立小石川
・都立武蔵
・都立両国
・千代田区九段
・都立武蔵
・都立両国
・千代田区九段
小石川では課題文として論語が引用されたことがありました。
今年の市立南では、徒然草が引用されました。
(もちろん現代語でしたが)
市立南の開校前に、先生方が小石川に研修に行かれていたという話を聞いたことがありますので、通じるものがあるのかもしれません。