最も分かりやすいのが、男子校や女子校、共学といった性別に応じた分類です。
男子校や女子校を選択すれば、性別に応じた教育を受けられるというメリットがあります。
また、別学という特殊な形も存在します。
2年生までは男女が別々の校舎で学び、3年生の受験体制になった時に共学になるスタイルです。
家庭の方針や本人の希望を踏まえ、どのような形態の学校を目指すのかを考えていきましょう。
今回、中高一貫校が持っている特徴に焦点を当てました。
各学校の異なる個性を見るポイントとも言い換えられる事がらです。
これらの要素を踏まえて、お子さまにマッチした学校を選ぶことで、将来の学校生活を充実感を持って過ごすことにつながるでしょう。
今後の教育環境において、各校の特徴を理解し、自身に合った学びの場を見つけましょう。
最も分かりやすいのが、男子校や女子校、共学といった性別に応じた分類です。
男子校や女子校を選択すれば、性別に応じた教育を受けられるというメリットがあります。
また、別学という特殊な形も存在します。
2年生までは男女が別々の校舎で学び、3年生の受験体制になった時に共学になるスタイルです。
家庭の方針や本人の希望を踏まえ、どのような形態の学校を目指すのかを考えていきましょう。
私立の中高一貫校には宗教系と無宗教系という分類もあります。
この点は、情操教育に非常に大きな影響を及ぼしますので、しっかりと考えて学校を選択することが必要です。
また、校長先生の存在も非常に大きく、校長先生によって校風が変わってしまう場合もあります。
その点も、注意しておきましょう。
大学進学を考えるうえで最も影響が大きいのが、進学校か付属校かの分類です。
進学校の場合、大学受験を通した進学を目指していきます。
進学校の中でも、一般的な受験がメインとなる学校と推薦枠を活用して進学を目指す学校にさらに分けられます。
付属校の場合は、基本的にエスカレーターで進学していきます。
その中でも、ほとんどの生徒が内部進学する内部進学型と6割から8割程度しか進学できない外部受験の可能性が高い学校に分けられます。
大学進学時に思いもよらない状況に陥ってしまう可能性がありますので、ここで説明させていただいた内容はかならず確認するようにしましょう。
高校からの募集の有無も、中高一貫校を分類する一つの基準となります。
例えば、開成中学校・高校の場合では、中学から入学するのは300名、高校からは100名となっており、4分の1は高校から入学します。
一方、麻布中学校の場合は高校からの募集はなく、300名全員が中学から入学し、6年間学び続けるかたちです。
傾向としては高校からの募集がない学校が増えつつありますが、中学受験がメインの学校なのか、高校受験がメインの学校なのかは意識しておきましょう。
最後に紹介するのは少し見えにくい部分になりますが校風や校則です。
校則が厳しい管理型の学校もあれば、比較的緩やかな自己責任型の学校もあります。
どちらにもメリット、デメリットがありますので、本人との相性を中心に考えていくといいでしょう。
これらの特徴を踏まえ、家庭の価値観やお子さまの性格に合致した学校を検討することが重要です。
学校選びは将来にわたる影響を与えるため、慎重に検討し、説明会や学校訪問を通じ、情報を集めましょう。
株式会社理究 取締役 学習塾事業部(国大Qゼミ)を統括
学生時代から塾一筋三十数年 小学生から高校生まで
数英国理社全科目対応
保護者セミナー企画の開催、
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