公立入試組に負けない学習
毎年この時期になると公立高校の入試について話すことが多いので今年は私立高校についてお話したいと思います。
最近は大学付属を中心に人気のある私立ですが、神奈川県の私立高校についてはほとんどの学校が成績のみで合否を決める入試となります。
高校側の提示する成績がないと推薦や併願は受けることすらできません。
言い方を変えれば、成績の基準を超えていれば合格することができます。
その為、私立第一志望の受験生は12月初旬の教育相談にてほぼ100%進路が決まります。
そうなると「受験が終わった」→「遊べる」という勘違いをする子も出てきます。
確かに高校にはいけるかもしれませんが、高校に入ったあとのことを今度は念頭に置いた行動が求められます。
国数英に絞った学習 or 4科目のバランス学習
念頭に置くことは…
内部進学組、公立不合格組、オープン入試合格組に負けない学習です。
高校へ入学するとまず上記3パターンの子たちと学業をともにします。
「高校の勉強を先取りしている」内部進学組
「2月最後まで勉強をし続けてきた」公立組
「実力で合格してきた」オープン入試組
さて、12月で進路が決まり「遊ぶ」または「学習量を大幅に減らす」選択をした生徒はどうなるでしょう?
入学後はおそらく学力最下位の位置からのスタートになります。
だからこそ、私立第一志望の子たちは少なくとも公立組の受験が終わるまでは同量の学習が必要です。
- 英数国は過去問(オープン入試のテスト)で7割が取れるようにすること
- 余裕のある人は英数国+理科のバランス学習
高校の理科は単元学習となり生物基礎や物理基礎といった名前で学習します。内容はとにかく難しい。
最低でも中学の内容はできないとついていけないと思います。
社会を外したのは覚えれば済むからです。
また来年6月から傾向の変わる英検を2月に合格してしまうのも今年に関してはお勧めです!