残暑も過ぎ、受験生にとってはいよいよ追い込みの時期に入りました。
学校がある日とない日、塾の授業がある日とない日で、計画的に過ごす必要があります。
「計画的」と言うのは簡単ですが、漠然と過ごしていると行き当たりばったりの勉強になってしまうことが多いものです。
計画の中に何を組み込むのか、あらためて考えてみましょう。
受験生がすべきことを書き出してみます。大きなものとしては、
1. 塾の宿題
2. 塾の宿題以外の課題
3. 過去問
といったところでしょうか。
宿題だけでも手一杯のところに、さらにすべきことがあるのですから無計画ではいけません。
その中でも一番大切といってもいいのが、2つめの「塾の宿題以外の課題」です。
その内訳は、その子の志望校合格にとって必要なものを塾が与えるというものと、克服すべきと自分が感じていることに自発的にチャレンジするものの2種類があります。
今年に入って数回、こんなやり取りがありました。
「逆算が苦手なので、克服用のプリントが欲しいです」
「OK!どっさりプリントを渡すね」
「・・・」
毎週のテストや模試で思うように正解できないという悔しい状況に危機感を感じての申し出です。
自らやる気になり、そのサポートを塾の先生が行うというのは大変理想的だと思います。
そしてそのような考え方はこの先の生活にも生きるはずですね。