勉強を「見える化」すると、成績も親子関係も良くなります
他塾にはないQゼミの良さとは何か。
今回は大船校の宮田大輔校舎長にインタビューしました。
勉強の見える化・3つのポイント
Qゼミ大船校で今、力を入れていることは何ですか。
学習状況の見える化です。
面談を実施して学習計画シートを作成したり、学習管理アプリを使ったりして、一週間で勉強しないといけないことをひと目見て、わかるようにしています。
見える化するのは主に次の3点です。
①一週間でどれくらいの勉強時間が必要なのか
②自分の生活リズムの中で、いつ、どのくらい勉強が実際できているのか
③携帯をいじっていたり、テレビを見ていたり、自分の無駄な時間がどれだけあるか
こうして学習状況を把握することで、例えば部活でどんなに忙しくても、勉強時間を十分確保できた生徒がほとんどでした。
このままじゃまずいと、子どもが一番わかっています
なぜ「見える化」を特に重視しているのですか?
親御さんがおっしゃっていることと、子どもの現在の状況が食い違うということが結構あったんです。
親御さんが学校の成績や模試の成績を見て「これはまずい」と思ったとしましょう。
ところが、お子さんは普段と変わらず、のんきに見える。
「これは注意しないと」と思われるかもしれません。
けれど、子ども自身が一番、まずいということはわかっているものです。
そして、傷心だからこそ、ひそかに目標を立て、そこに向かって近づくように勉強をしているわけです。
学校や塾の自習室など、親の気づかないところで、です。
そのことをどういう風に親御さんにも分かってもらえるかを考えるのが、わたしの仕事なんです。
そのために必要だったのが、学習状況の見える化でした。
学習状況の管理で見えてきたものを、塾の先生が親子の間に入って客観的に示すことで、親子にも良い関係が生まれ、子どもの成績も伸びるというわけです。
実はしっかり勉強していたAくんの話
具体的なエピソードを聞かせてください。
こんなご家庭がありました。
塾の自習室でいつも遅くまで一生懸命頑張って勉強をしているAくん。
勉強に疲れて帰宅するので、家では携帯をいじったり、テレビを見たりして過ごしていました。
保護者は、その部分しか見られていないので「うちの子は大丈夫かな?」と不安になって、ある日、塾に相談にいらっしゃいました。
保護者面談をして、日頃の塾でのAくんの学習状況を説明したところ、安心してお帰りになりました。
Aくんがそんなに勉強していたとは、保護者はまったく知らなかったそうです。
こういう状況はもったいないな。
そして、もっとたくさんあるだろうなと思ったのです。
子どもの様子をご家庭に伝える役目がある
実際はちゃんと勉強しているのに、子どもが親に対してちゃんと説明しないで、親子関係が悪くなり、成績も悪くなってしまうことが結構あるんです。
塾側で、しっかりお子さんの学習状況を把握できていれば、お子さんに代わってちゃんと状況を伝えることができるのです。
それが我々だからできる役目だと考えています。
まとめ
宮田校舎長は、子どもたちがプラスアルファのことをやっている時、きちんとすぐに褒めるように意識しているそうです。
どういう勉強をしているのかと逐一見ることから全ては始まると、子どもたちへ暖かいまなざしを向けていました。