こんにちは。川崎校の大石です。
以前、科学的な内容が書かれている雑誌を読んでいたとき、地球温暖化の原因は二酸化炭素ではないという説明がなされていました。多くの人の共通認識としては地球温暖化を抑制させるためには、二酸化炭素が原因であるため、排出量を減らそうという考えだと思います。私もその認識でいたのですが、その雑誌に書かれている内容を読んで、必ずしもそうではないのでは、とも思い始めました。
地球規模での話をするには、多くの原因を探る必要があります。大きな分類としては、地球上での原因によるものなのか、あるいは地球の外の宇宙の原因によるものなのか、とはなりますが、二酸化炭素が存在すること自体が悪いことなのか、二酸化炭素の量に左右されるのか、などの想定が可能です。
実際、二酸化炭素などの温室効果ガスがなければ、地球の温度は生物が生活できないため、二酸化炭素が存在すること自体が悪い訳ではないでしょう。基本的には、急に存在するもののバランスが崩れると悪影響を及ぼすことになります。イメージしやすいこととしては、例えば、暑さになれておらず、急に温度の高い場所にいると汗が十分に出ずに体調を崩しやすいということがあります。なぜ、二酸化炭素は必要なのか気になった人は考えてみたり、調べてみたりすると良いと思います。
今回のテーマである「ものを温めるもの」についてですが、二酸化炭素が地球を温めているというよりも、宇宙からの光が、地球に届き、その光の一部を二酸化炭素が吸収、放出することで閉じ込めているため、地球を温めているものの原因は光です。光と言っても様々なため、二酸化炭素と同様ですが、地球温暖化を考える際に、必ずしも光が悪い訳ではないでしょう。単に、ものを温めることを考えるだけでも、例えば、熱を使って温めるのか、光を使って温めるのか、運動することで温めるのかなどがあり、想像力が高まると思います。
今回は、科学的な内容に偏っていましたが、どんな人でも、考え、調べる価値はあると思います。一見、無関係なものでも、実は密接に結びついていることは多く、ありのままの事実を疑いの目で見ることは、時には必要になるでしょう。