「0と1の違い」

こんにちは。川崎校の大石です。

突然ですが、0と1の違いとは何が、どのくらい違うことなのか考えてみてください。何か思い浮かんだでしょうか。テストの点数などの場合は0点か1点の違いで、そこまで差がないように思われます。プログラミングについて少し学んでいる場合は、2進数での0と1の違いで大きな差が生まれることになります。他にもあると思いますが、程度の違いがあることがわかります。

テストとコンピュータについて注目すると、厳密ではありませんが、テストで何もしなければ0点をとることになりますし、コンピュータにおける0は一般的に何もしないオフの状態をとることになり、似ています。ただし、1の場合は大きく異なり、テストにおいて何か書いたとしても1点がもらえる訳ではありませんが、コンピュータの場合は何かを書くというオンの状態に1が与えられます。

少し前に、人によって基準が異なることについて触れましたが、そこでは言葉と数値の違いについてでした。ここではもう少し抽象的にして、日々の生活における基準の違いを見てみます。行動を起こすかどうかということが、大きな「0と1の違い」になるでしょう。選択する場面が出てきた時に、行動を起こすことを1として、行動を起こさないことを0として、左から右に数字を書き並べる、あるいは数字を足してみましょう。例えば、アドバイスされたときにどうするかについての行動が考えやすいと思います。行動を起こし続けると、数字を書き並べたものは数字を足したものに比べて遥かに大きくなっているでしょう。行動の積み重ねは単なる行動の足し算だけにとどまらず、成功や失敗の経験として、知識として、予測できないほど大きな結果となります。

まだまだ0(増えも減りもしないこと)と1(1増えたり減ったりすること)の違いがあります。階段があるかないかの他に、上るときにどのくらいの高さがあるのか。成績が評価させる際に使われる偏差値が1変わることは基準によってどのくらい変わるのか。様々な行動、現象にも似た考えを適用することが可能です。

考えの幅を広げるためには、まず行動をすると良いです。ただし、避けるべき行動もあるため、失敗体験とする前に考えなければならないという矛盾が生じることがあります。この場合、重要なことは人から成功体験や失敗体験を聞くという行動をとることです。相談できる人がいる、いないでは大きな差になりますね。

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