こんにちは。川崎校の大石です。
毎日、同じ道を通っていると、何だか面白味のない世界だと感じることがあります。
そこで、たまに身の回りを見渡して物事を観察するのですが、一見すると同じように見えるものはよくあると思います。
例えば、シルエットや名前、性質など似ているものは多くあります。
「ウニとくり」の様に少し考えれば、まったく異なるものでも似ていると感じることがあります。
ここでは、「ウニとくり」のように似ていることが生み出す物事について話を進めて行きます。
似ているものこそ違いが大切
まず、似ていることによって明確な違いを見つけることが困難になるということがあります。
自分自身など、人に置き換えると想像しやすいでしょう。
突出した面があれば、似ていると考えられることは少なくなりますが、いつしか共通点を探すようになり、次第に似るようになっていくことがあります。
多くの場合、似ているだけで異なる面というものは必ず存在するはずなので、違いを明確にして、それを保っておくべきでしょう。
似ているからといって優劣はない
次に、似ているだけなのにもかかわらず比べる対象になることがあるということです。
まったく同じ、まったく異なるではなく、似ているだけだからこそ、比べたり、比べられたりするものです。
趣味や特技、性格、細かい癖など、似ていることを善とするか、はたまた悪とするか、場合によるということが答えだとは思いますが、比べすぎることが良くないのは明白です。
もしも、何かに対して比べられているのであれば、突出した部分を作れると良いですね。
安易な類似点にとらわれない
学習面に話を移すと、少し数字が変わることで問題が解けなくなることや問題の並びが変化することで手が動かなくなった経験などがあると思います。
それは、似ていることだけが原因ではないと思いますが、考える選択肢を広げる必要があると思います。
決まった考え方のみ繰り返していては、一見すると同じに見えてしまうかもしれません。
問題を解き進めて行くうちに似ていると感じるのであれば良く、それは、本質が似ているからでしょう。
それでは、「ウニとくり」は似ているのでしょうか。