運営や保護者対応、教務開発もやりがいです
この仕事のよいところは?
自分の目標は、『常に考えて行動する子』を育てることです。
そのために、授業だけでなく、多岐にわたる業務、運営や保護者対応をできるところがやりがいです。
例えば、次のようなものがあります。
目標達成のための、校舎全体に関わる業務。
生徒の情報共有を大切にするための、シフト管理やスタッフのマネジメント管理。
志望校に近づくための、父母会などの企画、立案、学校説明会への参加など。
保護者対応ですと、次の業務を担当します。
保護者からの学習相談や志望校合格への受験指導、ご不安に感じていることへのアドバイス(面談)。
体験を希望されているご家庭へのQゼミの紹介
また、教務開発もやりがいを感じます。
入試問題の研究、実際に入試問題を解いてみて、各学校の傾向や対策を練り、教材の選定、生徒の学力をアップさせるための最適な教材を決めていきます。
年間の学習カリキュラム設定、各学年の1年間の1年間の学習カリキュラムも決めていきます。
特に自分で考えたことが形になる点が面白いです。
Qゼミオリジナル解説動画(スマスタ)の作成を担当しました。
動画作成も初めてでしたが、動画にアップするための解説スライドと台本作成に苦労しました。
いかにコンパクトに分かりやすくまとめるかが難しく、いろいろ考えて作成しました。
説明をするにしても、相手の反応が分からないので生徒たちの様子を思い浮かべながら、試行錯誤の連続でした。
さまざまな苦労がありましたが、実際にスマスタにアップされたものを見たときは、自分が作成したものが形となったという達成感と感動を覚えました。
生徒に、「スマスタの解説の声、先生でしょう?」と聞かれると恥ずかしく、「似た人だよ」と言ってしまいます。
「注目させたいときは、わざと小さい声で言ったりします
仕事をするうえで、意識していることは?
常に目標を決めて、目標達成に向け、常に考えて行動することを心がけています。
授業であれば、どうしたらもっと分かりやすく伝えられるか。
保護者に対しては、何を求めているのかなどです。
常に考えることによって、その状況で最もよいものを提供することを意識しています。
たとえば、授業ですと板書の字の大きさ。
なるべく大きく書いています。
説明する際の声の強弱。
注目させたいときは、わざと小さい声で言ったりします。
間の取り方。
単調にならないように、また生徒が聞きやすく、考えさせる時間がとれるように。
難しい説明をするときほど、具体例を入れています。
生徒たちが、イメージをつかみやすくなります。
保護者が求めていることを考えるために心がけている行動ですが、常に相手が話しやすい環境を作るようにしています。
このようなことがありました。
なかなか自分から進んで学習に取り組めず、家での宿題もお母さんとケンカになってしまう生徒がいました。
このままだと、受験を断念するというところまで話がいってしまいました。
実際、その生徒ですが、基本的な学習姿勢はある生徒だったので、なぜやらないのか、そして、モチベーションが低下している理由が何なのかを生徒面談をして、一緒に考えました。
面談をしてみると、原因が、苦手科目に対して「分かったふり」をしていたからだと分かりました。
このため、まずは、本人が苦手科目に対して自信が持てるように補習・スケジュール管理を行いました。
最初は大変でしたが、徐々に毎回のチェックテストも点数がとれるようになり、2か月後には、自信もつき、家でも宿題を進んでやるようになりました。
何を求めているのか見つけることが大切
校舎運営で、心がけていることは?
第1位
相手(対生徒・保護者・スタッフ)が何を求めているのか見つけること
求めていることが分かれば、同じ気持ちになれ、一緒に目標に向かえるからです。
なかなか自分から進んで学習に取り組めない生徒に対して、なぜやらないのか、モチベーションが低下している理由が何なのかを考えた結果、苦手科目に対して分かったふりをしていることが原因だと分かったので、まず、本人が苦手科目に対して自信が持てるように補習・スケジュール管理を行いました。
その結果、毎回のチェックテストも点数がとれるようになり、自信がついたので、家でも宿題を進んで取り組めるようになりました。
第2位
約束(対生徒・保護者・スタッフ)、提出期日などを守ること
約束事の一つとして、宿題の提出があります。
宿題は授業前に提出してもらい、チェックしています。
その際に、忘れた生徒に対しては、「なぜ忘れたか」の理由を聞いています。
できなかった理由を明確にすることで、どうしたら次はやってこられるかを一緒に考えています。
第3位
即対応
早ければよいのではなく、常に考え、先を見た上で対応しています。
このような時です。
具体的には、生徒の授業中の様子を注意してみている日常で、問題演習でうっかりミスが多かったり、マイナス発言が出たり、忘れ物が多かったりしたときです。
これらがあったときは、即、ご家庭に連絡をします。
その時は、授業での様子をお伝えした上で、何かご家庭で変わったことがなかったかを聞いています。
ご家庭からは、「何もないですよ」ということもありますが、この連絡で、ご家庭からも話しやすく、また私達もお話が聴け、ご家庭とQゼミの距離を縮めてくれます。
また、校舎コミメ(メール)でご家庭からの連絡、面談でお約束をしたことは、即対応することを心がけています。
なぜなら、ご家庭からの連絡・約束事は、ご家庭からの要望であり、求めていることだからです。
素直さ、噓をつかない、空気を読む
授業で大切にしていることは?
小学生を指導する上で、自分が生徒に伝えている、大切なことは以下のものになります。
・嘘をつかない、ズルをしない、宿題を忘れないこと
学力を上げるためには、「できないことに対して、突き詰めてできるようにする」ことであり、嘘をつくこと、ズルをすることは自分を隠すことになるからです。
・自分の間違いを素直に言えること
できるようになる上で必要な条件です。「間違いに気づける自分」、「次できるようになる自分を作ること」が必要だからです。
・宿題や問題ができない場合、その理由を考えること
できなかった理由を明確にすることで、対処方法がはっきりするからです。
例えば、「サボり」の場合は、Qゼミに来て宿題をする。
「習い事・学校との両立が難しい」場合は、一緒に「実行ノート」を使ってスケジュール作成・アドバイスして改善できます。
・人の話をきちんと聞けること
具体的な内容の学習から抽象的な学習、いわゆる難しい問題になった時に、説明を聞く姿勢がついていないと深い理解ができず、そこで立ち止まってしまうからです。
・空気を読めるようにすること
「空気を読むこと」は、相手の立場や場の雰囲気を感じることです。
周囲の状況の変化を感じ取ることで、中学入試(ひいては社会生活)に必要な臨機応変な対応ができることになるからです。
逆に「空気を読めない」と、国語の物語・小説での登場人物の心情の読み取りができないことが多いからです。
空気が読めるように、クラスの雰囲気、環境づくりにも力を入れています。
すぐに親身に対応してくれる校舎として
他塾に負けないところは?
即対応。
相手を待たせないこと。
校舎コミメ(メール)、面談時などのお約束、生徒情報の連絡・共有の返答・対応は、どの塾・校舎にも負けないと思います。
しかし、ただ早ければよいわけではなく、保護者に満足してもらえるよう常に最善のものを提案・提供できるようにすることを、自分も含め、校舎スタッフにも伝えています。
何かあったとき、すぐに親身に対応してくれる校舎と言われ続けられるように、これからも精進して参ります。