神門校舎長にインタビュー

人の成長には限りがないことを生徒から学びました

この仕事のよいところは?

生徒の成長を見られるところです。

猛勉強した生徒の学力が伸びた時。
生徒が大人の考え方ができるようになった時。
生徒が自分の未来に向けて一歩踏み出そうとする瞬間。

こういった場面に立ち会えるのが、この仕事ならではの喜びです。

どの生徒にも、一人ひとり違った成長のタイミングがあるものです。

成績や偏差値が上がった。
休まずに通塾できるようになった。
字がきれいに書けるようになった。
集中して授業を聞けるようになった。

どれも立派な成長です。

そんな中で、生徒の成長を特に感じるのが高校受験を迎えるタイミングです。

たいていの生徒は志望校ができると、勉強への向き合い方が一変します。
受身的な勉強だった生徒も、自発的な勉強へ変化します。

自習室に通うように変わり、わからないことがあったら、必ず先生へ質問してから帰るようになります。
こういった変化が生まれた瞬間。
この生徒は成長したんだなと実感します。

以前、こんな中学3年生の女子生徒がいました。

最初は志望校を、どこにすればよいのかもわからず、何となく、ただ塾に来ているといった感じの生徒でした。
ところが、中学3年生も半ばになった頃。
トップ校の学校に行きたいと彼女は言い出したのです。

正直、厳しいと経験上思いました。
ところが、目標を持ったその生徒は、自習室へ来る頻度が格段に増えて、勉強時間もおのずと増えていきました。

あるとき、苦手科目の国語の勉強について、どうしたらよいかと私のもとに相談にやって来ることがありました。

他の科目でカバーする方法もあるだろうと考えていましたが、その生徒は何としても、国語ができるようになりたいという強い意志を持っていました。

そこで電話帳のような分厚さで有名な、全国47都道府県の入試問題を集めた問題集を1冊丸ごと解くことを提案しました。

膨大な量をやりきるには強い意志が必要です。
しかし、やれば必ず、国語の成績が上がる方法です。

彼女は苦手科目を克服したいという思いで、そのあと、見事にそれをやり遂げたのです。

そうして迎えた高校入試。
みごと、志望校に合格しました。

しかも受験者中トップの点数で合格していたのです!

さらに、一番苦手だった国語の得点は、なんと満点でした。

この生徒から人の成長には、限りがないことを私は学びました。

「今忙しい」「あとにして」という、こたえはありません

仕事をするうえで、意識していることは?

まず、どんなときでも余裕を持つことを大切にしています。

この仕事で最優先するのは、生徒とその保護者に向き合うことです。

生徒や保護者は、忙しそうに見える先生、パソコンとにらめっこしている先生に、話しかけて相談することはないでしょう。
どんなに忙しくても、生徒や保護者に対して「今忙しい」「あとにして」というこたえは、先生には存在しないと思っています。

ですから生徒や保護者から、いつ話しかけられても、相談されても良いように余裕を持った行動をモットーにしています。

たまに「先生いつも暇そうだね」って、生徒が言ってくることがあります(笑)。

それでいいんです。
成功です。

もちろん、実際に暇なわけではありませんよ。

もう一つは、常に相手の立場になって考えることです。

授業する際は、生徒たちから自分がどう見えているのかを考えて、生徒の頭の中を想像しながら、どう教えれば、生徒が理解できるのか、伝わるのかを考えて授業に臨んでいます。

授業以外では、その生徒がどんな性格なのか、今どんな状況なのかも考えながら、話しかけ方や話す内容も、生徒一人ひとり変えるようにしています。

どんな生徒にも、何か困ったことや相談したいことがあるときに、私に相談してほしいと思うからです。

近寄りがたい先生ではなく、子どもたちから頼れる親戚のおじさんのような存在になりたいと常々思っています。

ご父母とお話しするときも、お子さまが、わが子だったらどう思うかを考えながら、相談したり、アドバイスしたりしています。

学習環境の雰囲気は、とても大切!

校舎運営で、心がけていることは?

第一に、できるだけ校舎をきれいに保つことです。
見た目はとても大切だと思います。
はじめて来校したときの印象で、この塾に通うか通わないか決まるかもしれません。

これは生徒たちが学校見学に行った際、「あの学校すごくきれい!通いたい!」という声を今までたくさん聞いてきたからです。
逆もまたしかり。

「あの学校汚いから行きたくない」という声も聞いたことがあります。

見た目が大切なのは学習塾も同じこと。

二つ目は、校舎の雰囲気をよくすることです。

塾に通い始めの生徒のほとんどが、勉強があまり好きではありません。
勉強が苦手で塾に通い始めるわけですから。

ただ、どうせやるなら、そのなるべくしたくない勉強を少しでもしたい。
もしくは、してみよう!

こう思ってもらうため、学習環境の雰囲気は、とても大切だと思います。

迎え入れるスタッフの挨拶や笑顔、楽しそうに話している姿などが、子どもたちを安心させる要素になります。

そのために、生徒や父母とスタッフ、スタッフ間もなるべく笑顔で話し合える空間にしています。

クラスみんなで参加する授業

授業で大切にしていることは?

授業を飽きさせないような工夫です。
子どもたちは、毎日、学校でも授業を受け、塾でも授業を受けているわけです。

学校と同じような授業をしていれば、Qゼミで授業を受けるときには当然、飽きが来ます。

そうならないように、何より「わかる」「わかった」という感覚。
自分で「できる」「できた」という感覚。

これらを持って帰ってもらうようにしています。

ですから、単調な授業にならないように心がけています。

先生が教え続けて、生徒が黙って聞いている授業とは、一見よい授業のように見えます。
しかし、実は中身がない授業だと私は考えます。

そのためには、なるべく、生徒が発言する進行にしています。
どんな簡単なことも生徒に発言してもらい、クラスみんなで参加する授業にしています。

じっくりお話し・ご相談させていただきます!

他塾に負けないところは?

体力と忍耐強さは誰にも負けません!
どんなに疲れていても、生徒・父母の前では元気な姿でいます。

生徒たちのどんな悩みや相談にもじっくり聞いて、解決まで導きます。

校舎では常に余裕を持って接していくので。
どんどん私に話しかけてください!

授業の前 後に声をかけてもらえれば、相談する時間を取ります。

保護者の方でしたら、コミメ(注:校舎とご家庭間の連絡メール)もしくは、お電話いただければ、お時間を取ります。
ぜひ校舎に足をお運びください。

じっくりお話し・ご相談させていただきます。

お待ちしております!

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