半年ほど前は各学校が休校となり、コロナ禍の中で先が見えない状況でした。
そして秋になり、気温が下がり、Go Toの影響もあるのかコロナの感染も拡大し、再び雲行きが怪しくなってきています。
そんな中、来年の高校入試はどうなるのでしょうか。
公立高校、約400名。定員の大幅な減少。
コロナの影響ではありませんが、公立高校は近年、大幅な統合が進み定員が減少の一途を辿っています。
2021年は、いずみ中央からの受験エリアである横浜市内だと瀬谷との統合のため、キャリア教育や部活動で定評のあった瀬谷西が募集停止となりました。
また、バスケットボールやサッカーで有名な霧が丘・厚木北、国語の教科書で有名なクニマスを再発見したさかなクンの母校である綾瀬西がおよそ1クラス(40名)、定員が減ります。
ということは、自動的に例年並みの出願があれば受験倍率が上がるということになります。
志望校判定でB判定(=合格圏内に、一応は入っている)レベルの生徒は注意が必要です。
神奈川総合、舞台芸術科の新設
神奈川総合高校も、個性化の定員が1クラス分減ります。
ただし、これは舞台芸術科の新設によるものです。
コロナ禍で、演劇や舞踊の舞台はかなりの数が公演の見送り・規模の縮小を余儀なくされ逆境にあります。
公演中止になったコンサートも枚挙に暇がありません。
しかし、長期的には世界的に活躍するダンサーの増加や、近年の2.5次元ブーム、劇団所属の声優の台頭または歌舞伎等の伝統芸能への関心の高まりなど、なくてはならない芸術分野のひとつでもあります。
ライブでは誤魔化しがききません。きちんと演劇を学んだ生徒の将来の活躍が期待されます。
その他、公立高校入試では、例年のインフルエンザと同様にコロナに罹患した場合の対応も発表されています。
ただ、その場合、合格は容易ではありません。
受験生は、とにかく体調管理には留意するようにしましょう。
自宅でも、Qゼミ同様に手洗い・消毒・換気をしっかりと!
※その2 私立編に続く