神奈川県のHP等で、入試の暫定倍率が出てきています。
これは、いったい何なのか。
2020年、受験生の動向が見えてきます。
暫定倍率=実際の出願とは関係ありません。
暫定倍率の正体は、中学校の受験アンケートの集計です。
受験生の皆さんにとっては、いつ書いたかも記憶にないほど昔のことではないでしょうか。
入試用の内申点も、模試の偏差値も、まだまだ先行きが見えない時期の調査です。
つまり、実際の出願とは殆ど関係がないということです。
そうは言っても、受験生の動向としては無視できないかも・・・という数字が散見されます。
私立高校は、倍率が10倍でも15倍でも無視して構いません。出願基準を満たしていることが重要です。
しかし、公立高校は定員100人の高校に200名が受験し倍率が2.0ならば100名が不合格になります。
倍率の数字は絶対なのです。
トップ校は、倍率2倍は当たり前。2番手校は・・・?
飽くまで暫定倍率ですが、トップ校の人気は揺るぎません。
横浜翠嵐2.31 横浜緑ヶ丘2.28 湘南2.35 大和2.0
実際の出願でも、実績も高く、部活も行事も盛んな学校の倍率は高いことが予想されます。
そして、トップ校ではないけれど実績が高い特徴的な学校が特色検査を避けたい受験生に注目されています。
市立戸塚2.23 市立金沢1.99 新城2.25
など、高い倍率の数字が並んでいます。
今後、注目なのは次の2点でしょう。
光陵1.36 横浜平沼1.76 市立桜丘1.93
入試においては極端な差はなさそうな3校が、レベルとは逆順の倍率になっています。
もちろん、内申点>得点力の生徒が私立専願に変更するなどが考えられますが、実際の出願倍率に注目です。
そして、定員の少ない高校の倍率が高い(神奈川総合2.42)のや、トップ校の人気が揺るがない(湘南2.35)などは当然ですが、いずみ中央エリアでは要注目の高校があります。
藤沢西2.26
3番手の高校としては異例の高倍率です。
今年は進路面談時には上位層の生徒には市立金沢、中堅層の生徒には藤沢西がダントツの人気でした。
統合に伴い瀬谷を避けた受験生が殺到した可能性がありますが、実際の出願倍率がどうなるのか注目です。
受験生の約半数が内申点40以上!にレベルアップしたQゼミいずみ中央校にも注目です!!
新学年に向けて、体験生、受付中です!