公立高校の入試は易しくない。二極化がさらに進行する?
前回、相鉄沿線のトップ校である「光陵高校」が特色検査を廃止するというお話をしました。
その結果、
・平沼高校・桜丘高校とレベルの差がつく
・逆に、レベルの低下を招くかもという懸念もある
という想定を述べましたが、状況がさらに変わってきています。
トップ校・上位校を狙っている生徒は、要注意の状況です。
2019年・春の入試では、特色検査の共通問題が導入されるのは
湘南・翠嵐・柏陽・厚木
の4校に加え、
希望ケ丘・平塚江南・横須賀
の7校となりました。
自己表現活動=特色検査
そして、冒頭の「光陵高校」と同様に、一度は特色検査が導入され、廃止になった高校。
または、トップ校なのに今まで特色検査のなかった高校。
その殆どが、現在の中学2年生から「自己表現活動」が導入されます。
特色検査のように、5科目のテストとは別のテストが課せられる、と考えてください。
その高校が、
川和・多摩・光陵・横浜平沼・横浜緑ヶ丘・鎌倉・茅ヶ崎北陵・小田原・大和・相模原
の10校です。
このうちの7校は、「いずみ中央」校から卒業生が通っている十分に通学可能な範囲になります。
つまり、公立上位校の入試では「得点力」がさらに重視されるようになるということです。
ただし、そこで問われるのは重箱の隅を突くような暗記力ではなく「思考力」「学力」です。
付け焼き刃の勉強で何とかなるものではありません。
「成績に関係ないから、やらない」
「成績に入らないから、手抜きしても居眠りしてもいい」
中学生の学習しない言い訳でよく聞かれますが、すぐに数字になることばかり追っていては特に自己表現活動は難しいでしょう。
広い意味で、学習の姿勢の良い生徒・頭の良い生徒が求められるようになってきています。
たとえば、自分のことばで、社会に起こっていることに対する考えを述べられますか?
Qゼミでは、技能科目も含め9科目に対応しています。
(科目横断型の試験には、もちろん、技能科目も含まれます!)
ですから、オール5の生徒もそれほど珍しくはありません。
つまり、私立高校入試に有利な内申点が高い生徒が多いということです。
この後、東京都の前例があるように中堅層の私立志向が高まっていくことも予想されます。
いずれにせよ、Qゼミで学習を続けていれば入試対策は万全です!