少しずつ涼しくなってくると同時に、受験への残り日数を気にするようになる時期になりました。
それに合わせ、自習室を活用する生徒が増えています。
そこで、効果的な自学習の進め方を紹介します。
「今日は〇〇(科目名)を頑張る!」はダメ!
「18歳 メジャー入団」
「23歳 WBC日本代表」
「26歳 ワールドシリーズ制覇」
これは大リーガーの大谷選手が高校3年生の時に立てた人生計画書の一部です。
(実際には、1年単位で細かく設定されています。)
「いつまでに」「何を達成するのか」が具体的に示されています。
「具体的に」というのがポイントです。
自習室を活用する生徒に「今日は何をする予定?」と聞くとほとんどの生徒は「今日は〇〇(科目名)を頑張ろうかな」といった返事が返ってきます。
大切なのは、目標からの「具体的な」逆算!
入試という目標を見据えたときに、「志望校合格のために偏差値60にしたい」と思ったとします。
「頑張る!」という気持ちだけではなかなかたどり着けない目標です。
「〇か月後の入試で偏差値60」にするには、「3か月後にはここまで」「1か月前にはここまで」「1週間前までにはここまで」「今日中にここまで」と目標から逆算をし、日々の課題を明確にしておくことが大切です。
つまり。「頑張る」ではなく、「テキストの〇ページまで終わらせる」というように、具体的にやることを定めておくことが必要です。
日々の勉強の中で、具体的にやることをしっかりと定めて取り組むようにしましょう!
ちなみに、大谷選手はその目標達成のために、「マンダラチャート」というものを使って具体的な目標を細かく掘り下げて取り組んでいたようです。
興味があれば、「マンダラチャート」も調べてみてくださいね。