意外と知らない? 私立の高校入試の仕組みについて

神奈川県の高校入試は「私立推薦」「私立専願」などなど、少しばかり複雑です。
一つ一つ見ていきましょう。

私立高校の受験の大まかな内容

私立高校の受験制度は大きく4つあります。

  1. 推薦入試
  2. 専願入試
  3. 併願
  4. オープン入試

の4つです。
例外もありますが、それぞれご説明いたします。

1. 推薦入試とは…

簡単に言えば、学校の先生が高校へ「推薦」してくれる制度です。
その「推薦」してもらう基準として「内申点」を使っています。
※内申点とは、9科目45点満点の成績に加え、各種検定や部活動、課外活動などを点数化したもの。
つまり、入試に際しては「内申点」の基準が満たせていれば「推薦」してもらえるという事です。

2. 専願入試とは…

結論から言えば、ほぼ「推薦入試」と同じです。
異なる点は、試験日が違う事と、ペーパーテストがあるという点です。
推薦入試は面接や作文のみである事が多いですが、専願入試はテストも実施することが多いです。
ただし、「テストの結果で落ちてしまう」という事は基本的にはありません。

3. 併願とは…

いわゆる「滑り止め」です。
こちらも推薦・専願と同様に、「内申点」で決まります。
ただし、上記2つの入試よりも少し基準が高いことが多いです。
他の高校(公立・私立)を受験する際の抑えとして、合格を得る入試制度です。

4. オープン入試とは…

こちらは、中学受験や大学受験と同様に、テストの点数のみで合否が決まる入試です。
ある意味、一番分かりやすいですね。

みんなはどうやって受験する?

生徒一人一人によって、受験する形が違うことは大前提として、傾向としてどのように受験する生徒が多いのでしょうか。

一番多いのは、「私立の併願で合格を確保し、公立高校受験をする」という形です。
これに追加して、オープン入試も受験するという生徒も多い印象です。
(志望度が高い私立高校には基準が足りないため、オープン入試でチャンスを作るといった感じです)

いかがでしょうか。
基本的には「内申点」で決まるため、入試直前の勉強ではなく日々のテストや提出物が非常に重要となります。
Qゼミ二俣川校では、定期テスト対策だけでなく提出物も確認しております。
ご興味のある方は、是非一度ご体験ください。

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