みなさま今日も勉強お疲れ様です!
共通テストまで残り1ヶ月、一般入試まで残り2ヶ月となりました。
この時期は過去問に取り組む受験生が多いと思いますが、共通テストの過去問、志望校の過去問を解きながら悩んだり、自信を失くしてしまったりしていませんか?
貴重な時間を使って解くなら、できないことに焦るより、たくさんの気づきや成果を得たいですよね。
今回はQゼミ二俣川校のチューターのお二人に、かつて過去問を解いていたときの苦労や、自分なりの工夫について聞いてみました。
二俣川校チューターの井上です。
今回は、理系の二俣川校チューターの白根さんと、共通テストや赤本などの過去問対策についてお聞きしたいと思います。
白根さん、理系の人にとって過去問対策では、どんなことが重要なポイントになりますか?
共通テストと一般入試で問題形式が大きく違うことだと思います。
共通テストは文章や資料が多いため時間的にも厳しく、マークシートの選択形式であるのに対し、一般入試は大学ごとに違いはあるものの、大問一つが長く記述を取り入れている問題が多いです。
一般入試では共通テストほど時間が足りない、という印象はありませんでした。
とはいえ、特に数学は大学ごとの癖が強く、難しかった思い出があります(笑)。
共通テストと一般入試のこういった特徴を早めに理解することが大切だと思います。
そうですね。共通テスト利用や国公立大学を受験する学生は、共通テストもしっかりと結果を出す必要があるので、問題に慣れるためにも過去問をしっかりとこなしていく必要がありますね。
ほかに意識した点はありますか?
一般入試の過去問は配点がわからないので自己採点はできません。
一方で、共通テストは点数まで出すことができるので、その年の平均点と比較して自分がどれくらいできているのかは確認していました。
平均点と比較するのは大切かもしれませんね。
模試のように自分の実力を把握できれば、危機感やモチベーションにも繋がりますよね。
そう思います。
ただ、順調に解き進められたわけではなく、苦労した部分もありました。
実際に第一希望の赤本を解いて全然できなかったりすると、自信を無くしてしまうんです。
受験する大学の数も多かったので、そのすべての赤本で過去問を解くというのは、やっぱり出来ませんでした。
なるほど。
出願数が多い場合は、滑り止めよりも志望度の高い大学優先でやっていく必要はありますね。
そうですね。
ムダに焦るより、優先順位をつけることはとても大事だと思います。
あとは、できなかった単元の類題をひたすら解いたり、基礎知識を整理することを繰り返しました。
英語で言えば、分からなかった単語は書き出してまとめて暗記したり、数学は分からなかった単元は問題集を解き直したりして点数が上がるように工夫しました。
過去問に挑戦することは、自分の実力を試す貴重な機会になるので、無駄にしないような工夫が大切ですね。
本日はとても参考になるお話をどうもありがとうございました。
ありがとうございました。