内申点は、実質的には
「5・4・3」
の、三段階評価です。オール3であれば、公立高校の受験は可能です。
オール5ならば、もちろんトップ校。
では、真ん中(より、少し上)のオール4前後の成績の場合は、どうすればいいのでしょうか。
学校の成績=学力・・・では、ありません!!
順当に考えれば、中堅の真ん中くらいの高校が目標??ということになりそうですが
「学校の成績は、学力とイコールではない」
です。
学校の成績で重要なのは「提出物」「授業態度」「小テストの得点」・・・
いわゆる、模試の偏差値とは関連がないものが多数を占めます。
定期テストの得点=内申点でもありません。
「模試の偏差値を見ないと、受験校は決められない」
のです。
公立高校の入試は、内申点と得点力の2つで合否が決まります。
高校により、内申点とテストの得点の比率は異なります。
2番手でも、たとえば海老名は実力重視、松陽は内申点と実力が半々の勝負です。
3番手の高校でも、高倍率になることが多い湘南台や藤沢西はオール4強以上の方が安心です。
明確に内申点が取りやすい学校、取りにくい学校も存在します。
オール4前後の成績の生徒の場合、模試の偏差値では70台の生徒も40台の生徒もいるのです。
2番手校の受験が正解の生徒もいれば、4番手校受験が向いている生徒もいます。
または、内申点を40以上にアップして、トップ校受験のケースもありえるのです。
滑り止めの私立は、内申点で決まるから、どこでも同じですよね?
神奈川県(と、東京都)の場合は内申点で受験の可否(=合格)が決まります。
しかし、同じオール4程度の成績の生徒でも
「主要5科目が得意でほぼ5、技能科目は3が多い」
→ 横浜隼人など、5科目での選考が有利
「文系が得意、英検準2級も取得している」
→ 国際科に絞るのが良いかも
「実は、部活動で全国大会に出場している」
→ 種目により、大幅な加点が狙える高校があるかも!?
など、状況はまったく違います。
英語科や、理数科の方がレベルの高い高校に出願できる。
2年生のときは振るわなかったが、3年生で爆発的に成績が伸びた場合は・・・
そして「この生徒に、合っている」かどうか。
ここが、進学塾の腕の見せどころです。
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